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第15話

さまよってた理由。
藤千代side
団子が美味しくて、ついつい食べすぎてしまった。




彼が買ったものだから、

ちょっと申し訳なかったけど。


彼はそんなに気にしてないみたい。
藤千代
ありがとう。お団子美味しかったわ。
重影
そうか。良かったわ。
重影
助かったわ。ありがとう。
藤千代
うん。どういたしまして?
ん?


なんか私いいことしたんかな。


まぁいいや。←
重影
てかさ。
藤千代
うん。
ペちっ!
藤千代
え、痛ぁ。
頭を叩かれた。
重影
忍者やろ?
そんな格好でうろついたら危ないやろ!
ちょっと叱ってくれただけみたい。




たしかに危ないや。


いつもみたいに変装してないし。
藤千代
そぉやね。ありがとう。
重影
…まぁ、
俺もそんなん言える筋合いないけど。
確かに、重影も変装はしてない。



忍者の格好だ。
重影
もう一つ、気になってたんやけど。
藤千代
うん?
重影
なんでこんな所でさまよってたん?
重影
ここ俺の近所やけど、
君のことは知らへんかったから。
重影
ここの近くの者やないん?
さまよってた理由。



それはもうひとつしかなくて。
藤千代
私…、
藤千代
家がないんです。
重影
そうなんか。
重影
は?
重影
はぇ!?!?
多分彼は、人生で1番目が取れそうになっていた。←