プリ小説

第24話

ろぼと人間。
藤千代side


藤千代
の、ぞむ…?











ろぼ影
なぁなぁ、藤千代~?
藤千代
んー?
ろぼ影
俺の本当の名前、知っとる?
藤千代
ううん。知らへんー。
ろぼ影
藤千代にだけ教えたるわ!!
藤千代
ええの?
ろぼ影
おん!特別やで!
ろぼ影
俺の名前は、のぞむ。
藤千代
ノゾム…?
ろぼ影
こうやって書くんやで?


サッサッ、

藤千代
望。
ろぼ影
へへ。この名前はふたりの秘密な?
ろぼ影
誰にも言うたらあかん!神影にもな?




______。





桐影
おん。忍者は偽名を使うやろ?
藤千代
…1度だけ教えて貰ったことがある気が、
桐影
ろぼ影、どこにおるか知っとるか?
藤千代
知らない…
桐影
アイツは江戸に向かっとるそうじゃが、
藤千代
江戸…?
重影
てか、なんで桐影がろぼ影のこと知ってんの?


江戸…?またなんでそんな所に…


桐影
あぁ、それはな、
桐影
ワシ、昔に望を預かったことがある。
藤千代
…え
桐影
さまよっとったから保護したったんや。
桐影
そいで、手裏剣見てやりたい言うからやらせたったらそれがホンマ上手でなぁ~
桐影
こいつはええ忍者になる思うたんやけど、体には傷や痣やぎょうさんあった…
重影
まってーな。ろぼなんやろ?傷とか痣って、人間やあるまいし。
桐影
いや、あの頃、望は人間やった。
そうだ。



ろぼ影はロボやった。




プログラムとか、


アップデートせなとか。



言うてたもん。




人間…?
桐影
いや、アイツは今も人間や。


じゃぁ、どうして?


藤千代
どうして、ろぼ影だなんて名乗るの…?
桐影
藤千代、もう分かるやろ。
藤千代
え…?
桐影
ロボットはなんでも完璧や。
言動に行動。感情も。
桐影
望はそれを親に望まれた。
それでロボになろうとしたんや。
桐影
でも、一つだけロボになりきれなかったのは感情。元々人間なら感情を消すなんて出来ひんのや!
桐影
ここまで言うたら、分かるやろ?
そうや。



感情なんてなかったら、




本当にプログラムされていたんなら、、


藤千代
本当の名前なんて、私に教えたりしない…
桐影
そうや、完璧なロボが
秘密を教えることは無い。
桐影
藤千代に心許していた証拠。
なんて辛い思いをしていたんやろうか…



あるはずの感情を押し殺して…。







親に捨てられた私が。



1番辛いんだって。


私が1番不幸なんだって思ってた。





でも、それは違う。



確実に私より辛かったのはろぼ影。





辛いはずやのに、


私に手を差し伸べて、



あんなに綺麗に笑えるやなんて。





どれだけ追い詰められていたの…?







完璧なんて求めてへん。


そんなの要らん。




ありのままの、ろぼ影。




“望”に会いたい。


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糸月
糸月
“糸月”と書いて、“しるる”と読む。 気付けばお気に入り400人越え😮⁉️ …ありがとうございます🙏💕 緑濃いめの虹色ジャス民です🌈💚 最近、藤井さんが可愛過ぎて。🐹 どうしようかと頭を抱えております🤦‍♀️🤦‍♀️ ▼△▼△▼△▼ ただの自己満です。 良かったら読んでってくださいね☺ JWで妄想を主に書いてます…🌈 学生のため更新不定期。 キャラ崩壊。 また、エセ関西弁、作者の方言注意。⚠ 誤字脱字などはご指摘お願いします…🙏💦 通知が来るとついでに書いたりするので、 応援、お気に入り大歓迎🤗🤗
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