夜21:00
プルルルル📱
私は用意をして玄関へ向かった。
外に出て聖蘭が来るのを待った。
見慣れた街なはずなのに、夜だからなのかいつもより輝いていて綺麗に見えた。
着いたのは人通りの少ない海岸でそこにはバイクが何十台も止まっていた。
聖蘭がその軍団に近づいて行くとこちらに気付いた男の人5人が歩いてきた。
それから聖蘭が楽しそうに先輩達と話してる間、私は1人で海を眺めていた。
すると一緒に話していたはずの脇って言う人に話しかけられた。
それからなんだかんだ私達は明け方までそこで話し込んだ。
私はあまり口聞いてないけど
聖蘭は松本って言う人のバイクの後ろに乗り帰っていった。
そう言いヘルメットを渡されたので私は仕方なく後ろに乗った。
道案内をしながら家まで送ってもらった。
家に着いたのは朝の4時
エンジンを吹かしながら帰っていく後ろ姿が見えなくなったところで私も部屋に入った。
私は階段を駆け上がり自分の部屋に入った。
聖蘭に連絡すると学校休むらしいので私も休もうと思いベットで寝ることにした。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。