「ん…？」


目が覚めた時に私はベッドにいた


「昨日は…、クイズに失敗して、逃げて……何があったっけ？」


記憶がない


逃げてからの記憶が全く思い出せない


そういえば、風磨に何かを飲まされたんだっけ？


そんなことを考えていたら、台所に誰かいることに気がついた


「んぇ？誰？」


風磨 『あ、おはよ』


「あ！風磨！！ねぇ！！昨日何を私に飲ませたの！？」


風磨 『分からないの？笑』


「……分からない」


風磨 『睡眠薬だよ』


「はぁ！？」


風磨 『可愛かったな〜あなたの寝顔♡』


「何やってるの！？っていうか、なんで私裸なの？」


風磨 『お前が寝てる間にいろいろヤったから笑』


「もう！さいてー！」


風磨 『寝ながら、喘ぎ声出して♡』


「うるさい！もう！」


風磨と言い合っていると


彼はいきなりテレビのクイズ番組の録画を付けた


「朝から、クイズ番組見るの？」


風磨 『なわけねぇだろ、ちょっとこっち来い』


「何…？」


私はこの時、風磨の罠にすっかりハマってしまった


「で？来たけどなに？」


風磨 『俺の目の前で座れ』


「えっ…？」


仕方なく私は風磨の目の前に座った


風磨 『今から出る問題、図形とかを見て答える問題なんだけどさ』


「…？」


風磨 『これ、テレビの画面を見ずに正解しろ』


風磨 『ちなみに１回でも間違えたら、正解するまでずっとペナルティな』


「は…？いや、ちょっとまっt…」


風磨 『よーい、スタート』


ナ「第一問 これらの数字をたすと、ある言葉になりますが、なんでしょう」


「えっ…え、これらってどれ！」


風磨 『早くしないと、番組の制限時間すぎるよ〜笑』


「ちょ、待って！」


「じゃあ、893で白菜！！」


ナ「正解は……納豆でした〜」


「ウソ…で、しょ？」


風磨 『はーい、不正解なのでペナルティでーす』


その瞬間風磨の舌は私を一気に侵食していって


もう、頭がふわふわして破裂しそう


「はぁ…あぁん…///むｯ…むりぃ…ｯ///」


風磨 『次の問題はテレビ見てもいいけど、ずっとこの状態のままな』


「いや…ぁｯ///」


そういった途端もっと風磨は激しくなった


風磨 『言う事聞かない悪い子にはもっときついお仕置きが必要かな…？』


「あぁぁ…ｯ///んはっ…あっ///やぁｯやりま…ぁす…///」


こんな状態で次の問題が始まった


ナ「第二問 左から順番にこれらの漢字を読んでいけ」


よく見ると簡単な問題だけど


頭がふわふわな状態の私は、風磨がヤっている中答えを言うのは難しかった


「えｯ…///えぇっと…ぉ…ｯ///」


「ふあｯ…//あぁ…ｯ///」


「す…ｯ…すいみん…やぁ…くｯ///」


風磨 『え、なに？笑』


絶対聞こえてるくせにー！！


風磨はわざとなかなか答えが分からないフリをしてきた


「だ、っからぁ…ｯ///すい…ｯ…///みんやぁ…くｯ///」


睡眠薬という言葉で昨日の夜のことが頭によぎった私は


さらに興奮してしまった


「いやぁ…はぁん…///ふまぁ…ｯ///」


「こ、こんな…の///むりぃ…だよぉ…ｯ///」


風磨 『まだ言うこと聞けないわけ？』


「あぁぁぁぁ…ｯ///」


「も、もぉ…///イ…イクぅ…ｯ///」


私の精神も頂上にイキかけた時


ナ「はい！終了〜！！」


制限時間を過ぎてしまって


不正解になってしまった


風磨 『ふっ笑』


風磨 『イキかけてる時に不正解とは笑』


「もぉ…やめｯ///てぇ…///」


風磨 『約束は約束なんで』


「いやぁ…いやｯ…///」


風磨 『さぁ、たっぷり遊ぼうね♡』







〈❦ℯꫛᎴ♡〉