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第7話

【-】妊娠【梵天マイキー】
1,583
2022/01/26 16:58
※死ネタ/シリアス/苦手な方Uターン

【あらすじ】
反社である彼との間に子供がデキてしまい

結果的に夢主が命を絶つ、奪われる話。

























最近体調が優れない。
匂いに敏感になり、吐き気を催してしまう。
それに加えて、生理が3ヶ月も来ていない

最悪、身篭ってしまっている可能性もある。





あなた
ねぇ、マイキー
佐野万次郎
佐野万次郎
どうした


マイキーは私の彼であり、私を梵天の一室に監禁した

張本人である。


あなた
最近体調が悪いの。
だから…、その……
佐野万次郎
佐野万次郎
外には出さない。


そう返ってくることは知っていた。

あなた
本当に体調が悪いの…熱っぽいし。
病院ぐらいh
佐野万次郎
佐野万次郎
ダメだ。そう言って俺から離れるんだろ
あなた
ちがッ……!
佐野万次郎
佐野万次郎
ここから出ることは許さない。
あなた
話ぐらい聞いてよッ!!
私たちにとっても大事なことだから!


いつもなら、冷たい目線に怖気付いて引き下がるが

今回だけは引き下がることが出来ない。

これは、私たちにとっても、梵天にとっても
大きく未来を左右することになる。

だからどうしても聞いて欲しい…



貴方の隣に居たいからこそ、話がしたい






あなた
お願いだからッ…


彼の服をギュッと握ってマイキーに訴えかける。


そんな必死な私の顔を見て、彼は笑う。





良かった…、ちゃんと話を聞いてくれそう。

そう思って言葉を発しようとした時だった。























佐野万次郎
佐野万次郎
俺にとって大事なのは、あなただけだ。
お前さえ居ればそれでいい。
他は何も要らない




"要らない"



彼はそうハッキリ言ったのだ。







あなた
要らない…ってさ…、
も、もしも、私とマイキーの間に
誰かが入ってきたとしても…?
それが、子供……だったり…


全身が震える。



彼はこれに対してなんて答えるのだろうか

私との子供だから喜んでくれる…?
必要としてくれる…?




それとも______。

















佐野万次郎
佐野万次郎
お前との間に少しでも邪魔が入るなら
俺は迷わず殺す。何度も言ってるだろ。
俺はお前だけでいいんだよ






昔は嬉しかった言葉も、今となっては呪いのように

身体にまとわりついて絶望のどん底へ突き落とされる







____コンコンッ




三途春千夜
三途春千夜
マイキー、そろそろ幹部会の時間です
佐野万次郎
佐野万次郎
あぁ、分かった。
あなた、もう遅いから寝ろよ?
おやすみ



そう言って私の額にキスをする。



彼の小さな背中を眺め、広い部屋に1人取り残され

ぐるぐると先程の内容が頭を駆け巡る










仕方ない。しょうがない。それが当たり前。



子供がデキていて、もしもマイキーに話していたと
しても、私たちは梵天という犯罪組織だ。


元々、産めるわけがない。





許されるはずがない。





あなた
しかたッ……、ないッ



分かっているはずなのに、理解しているはずなのに



涙は自然と溢れ出し枕を濡らしていく。


















そこから1週間、1ヶ月、2ヶ月と過ぎていった。


気分はだいぶ良くなった反面、妊娠している事が
確定してしまった。




いや、少し前から気付いていた。

胸の張り、お腹は日が経つ事にふっくらとしてきた





気付かない方が難しい。


そして、私の体をよく見ている彼も






佐野万次郎
佐野万次郎
あなた、最近少し太っ…、いや。
何も無い
あなた
太ったって言おうとしたでしょ?
最近ご飯美味しくてつい食べ過ぎちゃうんだよねぇ…



この時の私は気付かれぬ様にと自分から先手を打った




けれど、ずっと隠し通すなんて不可能。




嘘はいつかバレるのだ。











佐野万次郎
佐野万次郎
あなた、俺に言うことがあんだろ
あなた
え?
佐野万次郎
佐野万次郎
いつまでそうやって隠し通すつもりだ
あなた
なにが?あっ、もしかしてこの前
マイキーの洋服着て寝た事?
佐野万次郎
佐野万次郎
あなたッ!!


久しぶりの大きい彼の声に体が跳ねる




佐野万次郎
佐野万次郎
俺にそんな知られたくないのか?
なぁ、あなた。
やましい事でもあんの?
あなた
そんなの…
佐野万次郎
佐野万次郎
その腹の子は誰のガキだ?
俺の子だったら普通言えるよな




あぁ、彼は自分の子じゃないと思っているのか


私はそんなに信用ないんだね。




佐野万次郎
佐野万次郎
言えば誰のか分かっちまうもんな。
幹部のどれかか?なぁ、おい



冷ややかな目で私を蔑む。



佐野万次郎
佐野万次郎
今なら許してやる。話せ
あなた
マイキーだって…ッ
佐野万次郎
佐野万次郎
あ?
あなた
あの時、私は話そうとしたよッ…



話そうとしてたよ。

でも、貴方は要らないって言った。
今更私の話を聞こうって…??



自分勝手にも程があるじゃんか…






あなた
話を聞こうとしなかったのは
マイキーだよ…
私はッ…、あの時言おうとしてたッ
なのに、それなのに誰のガキかって??


頭に血が上ってクラクラする


辛い、苦しい、なんでこうなったの。

あぁ、もう全部吐き出してしまえ。
どちらにせよ、この子は失ってしまうのだから










あなた
誰の子かなんてマイキーが1番
わかってるでしょッ!!!
それなのに、なんでそんな事ッ



ダンッ



ノックもなしに扉が雑に開けられ、そこには

息を切らした春千夜さんが立っていた





三途春千夜
三途春千夜
マッ、マイキー!敵対してる奴らが
ここを突き止めやがってッ…!それで!
佐野万次郎
佐野万次郎
…、襲撃か。



そのタイミングで私は部屋から駆け出した








この部屋に居るよりはずっとマシ。










___________マイキーside






三途春千夜
三途春千夜
はっ?!あなたさんッッ!!!!
佐野万次郎
佐野万次郎
春千夜、俺が行く。
敵の方はお前らに任せる


俺の言葉に春千夜は頷き、部屋を出て行った。




あなたの腹には子供が居る。

それは俺の子以外有り得ない
そんな事は分かっている



分かっているが
彼女の口からどうしても聞きたかった




そんな自分勝手なワガママで彼女を振り回した












彼女が向かって行った方向を追う。








_________あなたside









どうしてこんな事になってしまったのだろうか






動くな


こんな近くまで手が回っていたなんて思わなかった


お前は確か…あなたと言ったか?
梵天首領様のオンナがこんな時に。
はっ、余裕な奴らだなぁ!!


カチャリと音を立て、男は私に銃口を向けた。



きっとこれは嘘を吐き続けた罰なのだろうか

あなた
私を殺しても梵天にはなんの影響も無い
ほぉ?なら試してみるか?


ここでコイツに殺されたら、マイキーはどう思う?

自分のせいでって彼なら自分を恨んでしまうだろう

佐野万次郎
佐野万次郎
あなたッ!!!




声のする方向を振り向けば青ざめたマイキーが

立っていた




佐野万次郎
佐野万次郎
…テメェ誰の女にそれ向けてんだよ
死にてぇのか?
動くな。
その瞬間コイツの頭が吹き飛ぶぞ?
佐野万次郎
佐野万次郎
なぁ、誰に向けてんだって聞いてんだよ
ッ…、動くなって言ってんだろッ!!!




その男は動こうとするマイキーに銃口を向け


引き金を引こうとしてるのが私の目に映る















あなた
マイキーッッ!!!!!!



パァァァンッ















佐野万次郎
佐野万次郎
ッ……?




________マイキーside









な……にが…、起きた…?




三途春千夜
三途春千夜
ッ…マイキー!!!!
佐野万次郎
佐野万次郎
は…るちよ…
三途春千夜
三途春千夜
良かったッ…、マイキー無事で……ッ
な……、その血は…?
マイキー…、マイキーッ!


この血は…俺のじゃねぇ、


じゃぁ、この血は…、俺の腕の中にいる奴は…誰だ?



はっ…ハハッ、その女は身代わりかぁ!
そうなんだろぉ?なぁッ?!



パァンッ




グッ……あ"ッ…?あ"ぁ"ぁ"ッ…!
三途春千夜
三途春千夜
黙れ…。
マイキーッ、あなたさんをすぐ
病院にっ
佐野万次郎
佐野万次郎
あなたッ…、なぁ……あなたッ!
三途春千夜
三途春千夜
マイキー!!今はとりあえず病院にっ!
あなた
……もッ…う、む、り…
三途春千夜
三途春千夜
何言ってるんですか!!
佐野万次郎
佐野万次郎
そうだ…、何言ってんだよッ


ヒューヒューと荒い息遣いの中あなたは無理に

喋ろうとする


あなた
マ…、イキッ…
佐野万次郎
佐野万次郎
それ以上喋るなっ!!
あなた
…私ッ、ね。


ヒヤリと冷たい何かが腕に当たる





それは俺がよく知っている冷たさでゾワリと
背筋が凍った










_________あなたside









私はもう助からない、この出血の量を見て

この2人が分からない訳が無い。

そして、銃弾は見事腹部を貫いている
きっと我が子はもう…




だから少なからず

自分のせいでなんて思わせたくない。










太ももに手を伸ばし、ヒヤリとした感触が手に伝わる



これを使うのは最初で最後。





佐野万次郎
佐野万次郎
い…やだッ、あなたッ
あなた
あ、なたのッ…せいじゃ、ないっ…よ…?






これは私が決めた選択肢。




春千夜さんは、理解したのかゆっくり立ち上がり

背を向け歩き出した。








あなた
マイキー…、私が、ねッ…えらんだ、の。
佐野万次郎
佐野万次郎
あなたッ…
あなた
愛…して、くれてっ、ありが、とうっ
佐野万次郎
佐野万次郎
ッッ…




そして、ごめんね。





















_____マイキーside






彼女から飛び散った血は、まるで花びらの様で


最後の最期まで俺の事を考えていたのだと深く心を

抉った。


















その後、マイキーは花垣武道と再会した後

屋上から飛び降り死亡したという。







▷▶︎▷▶︎NEXT







ちむたん
ちむたん
最後まで読んで頂き
ありがとうございました!
こんな短く纏めたのは初めてです…
ちむたん
ちむたん
なので、雑な部分や意味分からない部分
あるかと思いますが自己満ですので
大目に見てくれると助かります!
ちむたん
ちむたん
春千夜、蘭、竜胆、ココで書こうと
考えておりますので、待ってて下さい!