第8話

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2021/08/12 03:56








学校から徒歩で一時間







電車で30分













それぐらい遠い山道を通って私の家につく












家は旅館




なんだかんだ言ってお風呂が好きだったりする





夢はないから多分親の跡を継ぐかな






親は不良について特に何も言ってこない





自分で言うのもあれだけど学問はまあまあだし





紹介はここまでにして、





旅館兼我が家の家の扉を開ける
お母さん
あら、お帰り
あなた
ただいま
お母さん
早いけど、晩御飯にする?
あなた
いや、ちょっと暇つぶしするからいいよ
お母さん
そう、分かったわ





お母さんは特別厳しくもなく優しくもない






普通のお母さん




まぁ、それが有難い
あなた
…ふぅ
MOB
あら、あなたちゃん帰ってたのね!
あなた
あ、叔母さんこんにちは
MOB
はい、こんにちは
MOB
暇になったらちょっとこっち手伝って
頂戴ね!
あなた
はーい


いつも忙しそうにここで働いている人たちは動いている





此処はテレビやらなんやらで紹介される程結構有名らしい




あなた
(心配させないようにしないと)



そして私は旅館の裏道を通った

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