医者「ツウィさんは……恋愛アレルギーです」
恋愛
アレルギー?
医者「簡単に説明しますと、ツウィさんは恋愛感情を抱くと発作になる大変珍しいアレルギーを持っています……」
医者「大変言いにくいのですがそうなります……
今回がはじめての発作みたいだったので症状は軽かったですが、繰り返すにつれ症状は悪化しますので、できるだけ気をつけてください……」
隣で静かに聞いていたミナが口を開いた
励ますツウィの顔は今にも泣きそうな顔をしていた
その日からツウィはアレルギーのことをミナと2人の秘密にし、
男子とは最低限に関わらなくなった
恋愛もできないツウィは勉強するしか暇を潰せなくて気づいたら学校1の頭の持ち主になってたってわけ笑
そして、そんな私のためにミナも一緒になって勉強してくれて今ではこの2人はエリートって呼ばれてるの笑
でも、私の求めているのは学力じゃなくて自由な恋愛
誰か私を愛して……?
もう、誰にも愛されることはないって分かってることなのに……
ツウィside終了
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!