第3話

ら ぶ と ぅ ー ん
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2018/12/09 02:43
優「ちょっと!!俺のお菓子食べたの誰!?」


龍「優斗さっき自分で食べてたじゃん」


涼「みずきぃこれどーやるのー」


瑞「これはこーやって…」


蒼「1.2.3.4.…」







いつもと変わらないメンバー



いつもと変わらない楽屋



そんなもの一瞬にして崩れた



これを見てしまったら










『え、なんで、なんでそーなったの…グスッ』



ただただ涙が私の頬を伝う





優「えっ!?あなた!?泣いてるの!?」


蒼「は?そんなわけ…」


瑞「あなたどーしたの?」





泣いてる私のもとにみんながやってくる



でも考えれば考えるほど涙しか出ない私には



喋ることができなかった





涼「あなたどーしたの?」


龍「ちゃんと言わなきゃわかんないよ?」





何も言わない私にどんどん優しくなるメンバー



でも言葉が出ない



そんな私は今見てしまったスマホの画面を見せる






優「はぁ!?謙ちゃん!?」


瑞「なんで急に、」


『ヒクッ…グスッ…』







コンコンッ






みんなして騒いでいた楽屋がシーンと静かになる



優「はーい…」


謙「優斗!!こんな騒いでどーしたの?」


 「廊下まで聞こえてるよ笑」


美「どーしたのー?」





なんで…なんで今来るの…?



今1番会いたくなかったよ…






優「いや…謙ちゃん…美勇人くん…これ…」


謙「ん?あーこれね、」


美「あー…」


『グスッ…ヒクッ…けんちゃぁ…みゅーとくっ、グスッ』




ドッキリだよって嘘だよって言ってよ
 


そんな思いは届くことはなかった




謙「ごめん」


『いやぁ…ぁぁ…ヒクッ』


優「あなた…」



もう一緒にお仕事できないの?



まだらじらーでてないし



舞台だってライブだってもっと一緒に立ちたい




謙「ねぇあなた」


『なーに…ヒクッ』



謙「俺たちはもう辞めちゃうけど」


 「一生のお別れじゃないんだし」



美「俺たちは俺たちで頑張るから」


 「違う場所でも一緒に頑張ろ?」 



『わッ、わかった…』



私は無理矢理にでも笑顔をつくって見せた



謙「あなた~~~!!!」



そう言って謙ちゃんがぎゅーって力強く抱き締めてくれた



美「俺もー!!」


 「あなた~~~!!」






こうして3人でぎゅーってして



心に誓った



Love-tuneのみんながいなくなっても



佐野あなたは佐野あなたで頑張るって



らぶのみんなも頑張るから




''Love-tuneはいつまでもsuperman''




それに変わりはないから



どんならぶでも応援していくよ



7人がだいすきだから_。




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