注意⚠!
今回は不適切な言葉有り!
ごめん無理!って人はこの前の話に戻ってね!
それでもいいよって方はどうぞご覧下さい
そして時間は流れついに、約束の日曜日になった
展望台に上るエレベーター前にて
(はぁ…はぁ…)
(落ち着け俺!こんな格好で良かったのかな?)
(いやいや…おばばがこれでいいって言ってたんだ!大丈夫に決まってる!)
(それにしても早く来すぎてしまったかな?)
数秒後
ごめ〜ん!
お待たせ!
(ドキッ!)
あ、アヤメさん!
お待ちしてました!
ごめんね!
結構待ったでしょ?
いえいえ!
さぁ!行きましょうか?
そうだね!行こ!
それを見守るように3人の影があった
(あっ!展望台行きのエレベーターに乗ったみたいだね!)
(アキノリったら約束の40分以上前に来てたのに…)
(まぁ…女の子の前だし、カッコつけたいんだよ!きっと)
(よ〜し!私達もチケットを持って行ってみよう!)
トウマとケースケ(おー!)
更にそれを見ている2人がいた
おい…どうだ?
そっちは?
異常はないかと…
あのデブが姫と展望台へ
よし…後を追って姫に合図を…
あのネズミ共にバレるでないぞ!
はっ!
数分後
アヤメさん!着きましたね!
凄い!綺麗ね!
そうですね!
(アヤメさんが綺麗です!街より!)
見て見て!
こんなに高いから街が
ミニチュアみたいに小さく見えるね!
そうですね!小さい!
(ははは!最高だ!この時間が!)
(俺とアヤメさんがデート…)
(ポッ…)
アキノリ君?
どうしたの?
い、いえ!なんでもないです!
次、あっちに行ってみませんか?
また同じ街でも違う見え方だってありますし…
そうだね!
行ってみよ!
2人が通りすぎた後
(アキノリがあんなにルンルンした所初めて見たかも?)
(それだけ嬉しいってことだよ)
(でも何かちょっとき…)
(わぁー!ケースケそれ以上言っちゃダメ!)
(もごもご…)
(やばい!2人を見失った!)
(やば!探さなきゃ!)
コッ…
酒呑童子様…
姫に合図を…
あぁ…分かっている…
キラン…
あれ?何かあそこで光った?
(あっ…)
あら?もう揃ったのかしら?
ふふふ…ようやくあのか…
アヤメさん?
ちっ!
どうしたの?アキノリ君?
どしたのって…何か向こうを向いたまま振り向かないから心配しました!
そうなの?ごめんね!
あっ!ごめんね!トイレ行きたくなっちゃった
いいですよ!此処で待ってますから!
ちょっと待っててね!
(アキノリ君に心配かけちゃったな〜^^;)
(早く行って出でこよ!)
(あれ…どうしてあの時わた…)
スっ…
……
これでいいわ…
一方アキノリは
(アヤメさんがトイレから出てきたら、告白するって決めているんだ!)
(でも告白ってどんな感じに言えばいいのかな?)
一方貴方たちは
(アキノリってば、あたふたしてるし…(--;))
(心配だ…^^;)
(あっ!アヤメさんが出てきたみたいだよ?)
……
ガチャ
何で機械室の扉を開けたんだ?
それと雰囲気違ったよね?
何かやばい気配がする…
ケースケはアキノリに声掛けてきて!
う、うん!わかった!
トウマは私とアヤメちゃんの後を追うよ!
あぁ!
一方アキノリは
(こうかな?それとも…うーん迷うな?)
ねね!アキノリ、アキノリってば!
わァァァ!
ってビックリした…ケースケか…何してんだよ!
こっちがびっくりしたよ!
そんなことは今はどうでもいいの!
アヤメさんが機械室の扉に入っていったのを見たんだ!
何言ってんだケースケ
頭痛いのか?
本当に見たんだって!
今姉ちゃんとトウマが後を追って行った!
なんで桜来とトウマがいるんだよ?
いいから早く!
機械室にて…
例の物は見つかったのかしら?
はい!姫のご指示通り…世界で美しく男を連れてまいりました!
風呂敷から何か木箱が出てきた
この中に入っているのね?
えぇ…
コソコソ…
(アヤメちゃんは誰と話しているの?)
(分からない…けど2人で話しているよね?)
(此処からじゃ何も見えない…)
パカッ
はぁ〜♥
ようやくお目にかかれましたわ♥
(何あれ?)
(木箱?)
世界で1番美しい男…それはこいつの遠い子孫の陰陽師さ!
あたしはそいつに一目惚れ…しかし気が抜けた私はまんまと封印されてしまったよ
でも、封印の力も時が流れれば薄れる…
ようやく封印から出れた私は此奴に真っ先に取り付き、彼を探した!
そして、お前という餌にたどり着いた…♥
何!
(あの声って酒呑君?)
ようやく貴方と1つになれる…♥
ブワン!(謎の風)
貴様!やはり我らが探している姫ではないな!
あぁ!そうだよ!ようやく気づいたかい?
だがもう遅いよ!
キャッ!何この風!
毒針!
蜘蛛の巣!
酒呑童子様!
クソ…俺を…この俺を…騙したというのか?
許せん…許さんぞ!この下級のクズが!
なんとでも言うがいいさ…
私の為に費やしてくれた奴に感謝しないとね?
バン!
アヤメさん!
あ、アキ…ノリく…ん…
みん…なに…げて…は…やく…
もう遅いよ!
あはは!これでようやく!私の体が!
元に戻った…ね?
うう…
アヤメさん!
その女はもう用済みだ…
お前にくれてやるよ…
お前…何者だ!
私から名乗れって?
おこがましいにも程があるね?
まぁいいさ…
今は気分がいい…
私は…
私は女郎蜘蛛!
全ての人間の力を奪う
この野郎!よくもアヤメさんを!
妖術五芒星!
そんなもん効かんよ
ペシ!
ならこれでどうだ!
憑依!剣舞魔神不動明王!
ザキン!
我に力を!
雷豪電撃!
不動雷鳴剣!
不動明王…参る!
おぉ!いい男でも刺繍が多すぎ…
無いわー!
雷鳴…鉄槌切!
はぁ!
無数の糸が不動明王に絡みつく
何だ!
力が抜ける…!
ははは!
妖気は全て頂くわ!
う…ここまでか…
クソ!
トウマ此処は一旦退却!
アキノリ!落ち込んでる場合じゃないよ!
ディスクで朱雀を召喚して!
急いで!
此処でクヨクヨしていたら、私達もここに居たらやられちゃうよ!
そしたらアヤメちゃんを守れなくなっちゃうよ!
それでもいいの?
ない…
えっ?
よくない…
そしたら今日の事、アヤメさんとの最後の思い出になってしまう…それだけは絶対に嫌だ!
行くぞ!
召喚!降臨朱雀!
朱雀…参上!
俺たちを此処から脱出させてくれ!
了解!
急げ!
いつでも来るがいいさ…ここで私は人間の力を吸い付くしてやるからさ…
バサバサ…
アヤメさん…どうしてあの時、俺が止めていればこんな事には
アキノリ…
今は悔やんでも仕方がない!
アキノリの家へ向かうぞ!
アキノリの家
これは毒じゃな?
それもこれはやばい物じゃな…
何故アヤメちゃんがこうなったのか説明してくれるな?
俺が悪いんだ…あの時止めていれば…
アキノリ…!今悔やんでいてどうにかなるのか?
ならない…
だったら共にアヤメをこの毒から救い出す方法を考えよう…今はそれしか策は無い…
うん…ごめん朱雀…俺だけ焦ってて…
気にするな…
時間を取らせてしまって済まない…
桜来、話してくれないか?
うん…実は
数分後
という事があって、私達には突然の事でよく分からなかった…
うむ…
話の通り
この一連をやったのは、
女郎蜘蛛で間違いないじゃろうな…
それとアヤメちゃんの家系を調べてみたんじゃ…
そうしたら、えぇっと…あっほれ、これを見てみぃ
それにはアヤメの家系がビッシリと書かれていた
注目するべき点はここじゃ!
おばばさんは1番上から5・6番目の男の人を指さした
この人は?
陰陽師ぽいね?
その通りじゃ!
アヤメちゃんの家系を遡ると
その女郎蜘蛛が恋した陰陽師に当たるのじゃ!
そんな…でも、アヤメは関係ないのに…
依代が必要じゃったんじゃな…
どうにか女郎蜘蛛を倒す方法ないかな?
倒しに行きたいのは山々なんだけど
あの鉄のような糸を斬る妖怪なんていたかな?
おい!
聞こえているか?
なんじゃ!この声は
聞こえているな?1度しか言わんからよく聞いておけ
洞潔!
女郎蜘蛛の頑丈な糸を斬るには、
剣舞魔神・玄武の斧が必要だ
剣舞魔神・玄武…
玄武の妖聖剣は
5人の剣舞魔神にはない
斧を使う剣舞魔神だ!
どうしてそれを俺達に伝えるの?
私はただこの方を助けたいだけだ!
いいか…?
妖魔界の玄武水天宮という
幻想の水の上にポツンと
佇んでいる宮殿にある!
後は任せたぞ…
……
…行こう
ダメだよトウマ!
罠かもしれないんだよ!
いや、今あいつは女郎蜘蛛の糸の中に囚われている。
だとしたら、今動けるわけがない!
それに一刻も早くアヤメちゃんを助けなきゃ!
だったら私も行く!
俺も!
俺も!
わしはここで彼女の容態を見ているよ
ありがとう…おばば…
パン!
痛って!
しゃっきとせい!
いつものお前らしくないぞ!
いてて…
でもありがとう!おばば!
気合い入った!
行こ!みんな!
おー!
次回に続く
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