前編のあらすじ
ようやく3つ目の妖聖剣を手に入れたトウマ達
女郎蜘蛛に対抗する為の素材を揃え
いざ決戦の地へ突入したのだった…
さぁ!女郎蜘蛛!覚悟なさい!
もうお前の好きにはさせないぞ!
忌々しい…!
私の邪魔をするなんて!
生かしちゃおけないよ!
さぁ!いざ尋常に…勝負!
チッ…
とっととくたばりな!
シュン!
ジバニャン!
任せろ!
オラオラオラ!
シャー…
グサッ
イッテ!
何だ?
ふふふ…
ぐぁあぁ!
体が痺れる…
かかったね!
それは神経を麻痺させる針を刺したのさ!
さぁ!赤猫!
その邪魔者達を殺しておやり?
か、体が言う事を…効かねぇ…
ジバニャン!
オラ!
ドカン!
うわっと!
ジバニャン!大丈夫か!
お前ら…逃げろ!
ドカン!
きゃー!
あはは笑
愉快愉快!さぁ…
いたぶっておやりなさいな!
ガルル…
体が…
コマさんまで!
ガルル!
落下犬岩石!
!
うわぁぁぁ!
危なかった…
ケースケ!
大丈夫?
うん…
大丈夫
!
姉ちゃん!
後ろ!
はっ!
桜来の後ろには神経を操られた
ジバニャンとコマさんが!
桜来!
くそ…!
姑息な真似を!
今行くぞ!桜来!
そうはさせないよ!
しゅるしゅる…
なっ!蜘蛛の糸が!
あんたにはとってもいたーい目に
合わせないとね!
玄武!
ジバニャン!離して…!
痛いよ…!
クソ!
体が…!
ガルル!
!
ケースケ!危ない!
うわぁぁぁ!
ケースケ!
つやめきブリザード!
ミッチーキーック!
うわぁぁぁ…って
あれ?
ケースケの周りには氷の柱が出来ていた
何!
桜来さーん!
ご無事ですか!
あんた達の神経を麻痺させる針は
私が凍らせておいたからね!
ミッチー!
ふぶき姫!
何とか間に合って良かったわ…
桜来さんの為ならば
例え日の中、水の中、火山の中でも
助けに行きますぞ!
良かった…
ポスッ
大丈夫!
ケースケ?
それにジバニャンもコマさんも…
俺は大丈夫だけど…
…すまね
ガルル…
俺は大丈夫だけど
姉ちゃんは?
ジバニャンにすごい力で握らてれたけど…
私も大丈夫よ!
それより…
ギュッ…
良かった!
貴方達が無事で!
何処かまだ痛い?
…怒らねぇのか?
どうして?
貴方達の意思じゃ無いことぐらい
分かってるわ!
クゥーン…
モフッ
俺も!
2人が無事で良かったよ!
ありがとう!ジバニャン!コマさん!
さぁーて
あんたの蜘蛛の糸も取らないとね?
ふぅ〜
パキパキ
おぉ!糸が凍って砕け落ちていく…
感謝するぞ!
良いってことよ!
さぁ!あんた達!反撃と行こうか!
勿論だ!
何度私に挑んでも
勝ち目なんてないさ!
さぁ!
とっととくたばりな!
黙れ!
ガシッ!
グァッ…
な、何だこの手は…
!
妖力が吸われていく…
ドクンドクン…
あれ程巨大な姿だった女郎蜘蛛は
最初に見た時ほどのサイズに戻ってしまった
お、お前は!
よくも…よくもこの鬼族の俺を
騙し続けてくれたな!
代償はデカいぞ!
洞穴!
我々の力を叩き込んでやろう…
かしこまりました…
パチン
俺は…
俺の名は”酒呑童子”!
高貴なる鬼族の1人だ!
私は…
私は鬼族の子孫
”酒呑童子”様に使える
名は”洞穴”!
あれは!
アキノリが驚いたのも無理はない
洞穴が持っている武器は妖聖剣の1つ
”阿修羅豪炎丸”だったのだ!
何であいつが妖聖剣を
持ってるんだよ…
鬼時雨!
ふん!
ザシュ
ギィャアアア!
この程度で姫だと?
馬鹿にすな!
ドサッ…
う、うぐぐ…
覚えておきな!いずれ必ず
お前達を喰らいに行くからね!
シュン
あ!
逃げやがったぞ!
ここは私におまかせを!
とぉう!
ミッチービーム!
ギャアアアア…
パキン
ミッチービームにあたり
女郎蜘蛛は石化してしまった
どーですか!
私が大ボス女郎蜘蛛を退治しましたぞ!
パキン!
そういうとミッチーは
石化した女郎蜘蛛を足で踏みつけて
しまった
これでもう女郎蜘蛛は
復活出来ないでしょう!
うふふ( *´艸`)
ありがとう!ミッチー!
はひぃん!
もっと…もっと褒めて下さい!
シュン…
あれ?
酒呑くん達は?
あれ?
いつの間に居なくなってる…
所変わり展望台制御室
あいつらに正体がバレてしまったな…
まぁいい…今回は下手を取ったが
次こそは…必ず姫を!この手に…
えぇ…この街に確実にいることは
確定ですね
辛抱強く探すしかなさそうですね…
さぁ…行くぞ…
はっ!
アキノリの家
う、う〜ん…
あ、れ?私…
目が覚めたんだね!
おぉ!
ようやったぞ!お前達!
私…展望台で…
ここは?
アキノリの家だよ…
良かった…
アヤメちゃん目を覚ましてくれて…!
そうだ!女郎蜘蛛はっ!
アキノリ君に謝りたいの…
女郎蜘蛛は子奴らが倒してくれた!
アキノリは…ほれ!アキノリ!
さっさと来んか!
パタン
あ、アヤメさん…
アキノリ君…
ごめんね…せっかくのデートをこんな形で
台無しにしてしまって…
そんなこと…
そんなことありません!
!
俺!アヤメさんが街を見ていた時の横顔
ホントに眩しかったんです!
だから是非また…俺と
俺とデートしてください!
お願いします!
…
…ふふふ
勿論!よろしくお願いします(●︎´▽︎`●︎)
ほ、ホントですか!
う、う、嬉しいーー!!
(良かったねアキノリ!)
一方妖魔界では
そうか…やはり奴らは”姫”を…
えぇ…妖魔の鬼桜が反応していると
言う事は奴らまた私達の前に現れるわね…
う〜む…こちらも
手を打たねばならぬな…
どうするの?
それはこれから考える
お前は引き続きあいつらを
護衛してやってくれ
了解よ
それと
?
あまり無理はするなよ…
舞蝶よ…
分かってるわ
ていうかそういう貴方もね?
ふん
後編〜終了〜
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