_あなた side_
今日もまた、自分で自分を傷つけた。
最近、痛みが感じない。
いつからだろ、こんな快感を覚えたのは ……… 。
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ガチャッ))
あなた 「あっ、のえる先生 !!!」
あなた 「うん !!」
あなた 「(*´σー`)エヘヘ… 」
のえる先生と一緒に絵を描く
あなた 「ちょっとトイレ行ってくる… !」
__ トイレ
あなた 「っっ…… 」
今日も、自分の手首をカッターで切った
しかし、切ったところが深すぎて発作を起こしてしまう
あなた 「うっ… はぁはぁはぁっっ……(( バタッ」
その場で倒れてしまった。。
__
と言い、トイレに行く
__ 女子トイレ
呼びかけても返事がない
中に入る
すると、手首から大量の血を流して倒れているあなたちゃんがいた
のえる先生はとっさに手首から流れている血を、タオルで抑えた
プルプル))
プープー))
__
__手術室
ガーゼが真っ赤になるまで手首を抑え、呼吸器も付け、なんとか助けられた。。
__ 部屋
ピクッ))
あなたちゃんの手が微かに動く
あなた 「のえる先生……?」
のえる先生は、謝ることしかできなかった。
そして、自分に心理カウンセラー機能が付いてるのを思い出し、起動させる
あなた 「ッ… 。。」
あなた 「毎日、病院の中で過ごして正直飽きた。」
「全然楽しくないし、家にも帰れない。」
「私の病気も全然治らない。」
「だからもう、死にたいって思っちゃったの、、、」
あなた 「だから、手首を切っちゃったの。。」
「ごめんなさいっ… (泣)」
「はぁはぁはぁ… 」
また発作を起こしてしまう
背中を擦ってあげる
あなた 「のえる先生… 」
「ありがとう、もうしないっ…」
あなた 「ほんと!」
あなた 「私も大好き!!」
のえる先生は、あなたちゃんをぎゅーっと抱きしめた
_END_
|リクエストありがとうございました!!|
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!