第7話

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2026/04/12 11:30 更新


あなたの下の名前ちゃんside



【ソフトボール投げ】

手の中のソフトボールを、軽く転がす。

ざらついた表面の感触と、わずかな重み
あなた
(……質量約190グラム。空気抵抗、重力加速度、風向——)
地頭の良さ発揮しちゃうか☆

爆豪勝己
おい、まだかモブ

後ろから飛んでくる声に、思考が一瞬途切れた

振り返れば、いかにも不機嫌そうな顔。
あなた
急かさないで。今、最適解出してる
爆豪勝己
は?
あなた
 物理的最適投射角と初速の算出 なんかこう…空気がこう…スッてなるやつ
爆豪勝己
チッ、うぜぇ


今ので伝わったらしい

正直自分も公式に当てはめてるだけでよくわかってない

あなた
よし、なんかいけそう
軽く息を整えて、

ボールをぎゅっと握る。
あなた
( こーゆーのって名前付けた方が強そうじゃない?)
前になんかのアニメで見た気がする

たぶん大事。


すっ、と腕を引いて——
あなた
いくよ
あなた
——サーモリンク・フルチャージ!
     

※何かしらのエフェクトがキラキラしてます

(あなたの下の名前ちゃん視点)
みんな
は?
轟焦凍
...?
後ろから即ツッコミ。

気にしない。

むしろここからよ!
あなた
——ヒート・アクセラレーション!
なんか、
それっぽくない!?え、もともと才能の塊なのに
魔法少女系漫画でも描いてみようかしら

腕を振り抜くと同時に、

熱を一気に流し込む。

体の中を巡る温度が、ぶわっと加速する感覚。
あなた
——っ!
投げた。

ボールは、まるで加速したみたいに一直線に伸びる。
爆豪勝己
……は???
芦戸三奈
なに今の詠唱!!
上鳴電気
ださ…いや強ぇ!?
周りがざわつく。
あなた
(さすが私、成功したっぽい)

着地、表示、記録更新
あなた
よしっ!

満足して振り向いたら凄い顔の爆豪がいた(さっき名前覚えた)
爆豪勝己
てめぇふざけてんのか!!
あなた
ちゃんとやってるけど
爆豪勝己
どこがだよ!!

ちらっと横を見ると、
轟焦凍
...

無言のままの焦凍
あなた
どうだった?
轟焦凍
……意味は分からんが、威力はあった
あなた
でしょ
あなた
(褒められた判定でいいなこれ)


てか余計な力出しすぎて肩こったな
あなた
ねね焦凍
あなた
特別にあなたの下の名前様の肩を揉んであげる権利を与える

轟焦凍
...それあなたの下の名前が単に揉んでほしいだけだろ
あなた
あら気づいちゃった?

そんな時

——ブブッ、ブブッ 電話だよん♡

ポケットの中でスマホが鳴った
轟焦凍
なんだよその着信音
あなた
電話が来た時はあなたの下の名前ちゃんの可愛らしいボイスが流れるの
あなた
焦凍のも設定しといてあげよーか?
轟焦凍
いや、……いい
あなた
そーお?

取り出して画面を見る

一気に身体の体温が下がった感覚がした


あなた
(ママだ)
あなた
ごめん焦凍!ちょっと電話してくるね!
轟焦凍
あぁ、


できるだけ笑顔でいられるように頑張った



少し息を吐いて、通話ボタンを押す。
あなた
……もしもし
ママ
遅い
あなた
(はいはい)
あなた
今出たけど
ママ
ねー聞いてよ、ほんとに最悪なの


またそれ、適当に相槌をうつ
ママ
あの人ほんとクズで
あなた
(毎回違う人でそれ言ってるよね)
ママ
私こんなに頑張ってるのに
あなた
ふーん
ママ
何その反応
あなた
別に
ママ
ほんとに冷たいよね、あんた
ママ
昔から変に大人っぽいし見てるとイライラするのよ

一瞬だけ、言葉が詰まる
あなた
(はいはい……)

って流すつもりだったのに

少しだけ引っかかった
あなた
それ、私関係ある?
ママ
あるに決まってるでしょ

即答。

昔からこのヒステリックな母にはほんとうんざりしてる

指先に力が入った
あなた
(あ、やば)
体温、あがる
あなた
用件それだけ?
ママ
は?
あなた
切るね
ママ
ちょっと────


プツッ

画面が暗くなる。
あなた
……めんどくさ。

小さく呟いた声は、

少しだけ重かった。

めるん
めるん
どーもめるんでーす!
めるん
めるん
半分コメディじゃなくなってしまった
めるん
めるん
でもちょい影も入れたいなって感じです
めるん
めるん
これからもよろしくねー!


今週がちで友募出すから良ければ来てください😣💗

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