─翌日─
a.m.4時
は~、寒いなぁ。ここは。まぁ、無事鍵も借りれたからいいか
ガラッ
1番乗り~!よし、着替えてから一応ウイッグ被って練習するで~!
これでいいかいな。……めっちゃ男やん。いや分からんけども。これならバレんやろ!
まずはアップからやな。あ、声低くした方がええな
軽くアップをとってからサーブ練習をすることにした
キュッキュキュッ ドゴッ!
あ~、やっぱり鈍ってるなぁ~。これはサーブで時間かかるんやないか?ま、感覚がはよ戻ることだけ祈っとこ
キュキュッキュッ バコッ!
お、今のええ感じやん!よしよしこの調子でじゃんじゃん行こ!
~日向said~
お前、先に行くなよ!
お前もだ!ボケェ!
俺達は門のところでばったり会い、体育館まて競走をしていた
ちなみにドアって開いてんのかな?
それを今から確かめるんだろ
影山がドアに手をかけると普通に開いていた
!!
キュキュッキュッ バコッ!
急にそんな音が聞こえて耳を疑った。なぜなら今までに聞いた事のない音だったからだ
…誰か、先に来てるのか…?
でも電気付いてない…
影山はゆっくりドアを開けた。……影山、ゆっくりって言う動作知ってんだな…
そこには女の人がいた。反対側のコートにはラインギリギリに置かれていたであろうペットボトルが近くで転がっていた
~零said~
あ~、もうちょい左やな。もっと精密にせなあかん。相手が取れんくらい…
ゾク…
……ん?あー!なんで自分らがおんねん!
え、あ、俺達!先輩たちが来る前に練習しようと思って…!
ほんまか。失敗してもうたな
あなたは昨日の人ですか?
そうや。一応ウイッグは被ってたんやけど、暑すぎて脱いでしもうたんよね
そうだったんですか。…あのあなたの名前は──
教えへんで?
ビクッ
まだちょっとしか得られてへん自分らにうちの名前は教えへん
……
…名前は教えへんけど、自分らの練習には付き合っちゃる。自分ら、名前は?
影山です
日向です!
影山に日向か。じゃ、自分ら荷物置いてアップとりぃ
はい!
2人が元気よく返事をした後、焦ったように田中が来た
おい!影山!
はい、なんすか!
ここの体育館誰がっ……!って零いいぃ!?
田中うるさいで。あと名前呼ばへんで。問題児にはまだ教えてへんのやから
すんません!でもなんで零がここに…?
あ~…そ、それはなぁ…
?
なんで自分らまでそんな目で見んねん!
バレーがしたかったから、やな
バレー…!?
おん
さっきやってましたね!
何見たんか!?
はい、バッチリと。すごいサーブでしたね。ラインギリギリに落とすなんて…
あれは失敗や。もっとギリギリにせなあかんねん
なあ、零って中学でもバレーしてたのか?
一旦切ります。変なとこでごめんな!
いいねして作者を応援しましょう!
この小説を読んだ方は、こちらの小説も読んでいます
- 青春・学園
研磨の妹 ,天使らしい
研磨の妹 ,バレー部のマネージャーやるってよ . ※ 二次創作 ※ 夢小説
favorite 58,933grade 9,469update 5日前 - 青春・学園
あんたらの妹になんて生まれなきゃ良かったのに。
小さな,小さな市大会の出来事。 「おめでとう。ベストリベロ賞です。」 嬉しくて仕方がなかった。 私の努力が認められたみたいで。 「ただいま!お母さん!見て!見てよ!」 賞状を自慢しようと手を掛けた。 「侑!治!凄いじゃない! 2人ともメダルとトロフィーおめでとう!」 誰も私を見てくれない。 聞かれるのは兄達のことだけ。 「宮兄弟の妹」 それだけで私の名前なんて知らないでしょ。 心の底から思うよ。 「お兄ちゃん達の妹になんて」 「生まれなきゃ良かったのに。」
favorite 134,418grade 11,599update 2024/04/06 - 青春・学園
ぶりっ子のフリっておもろくね?
『及川さぁぁん♡かっこいいですぅ♡』 (女にキャーキャー言われてっからって調子こいてんじゃねぇぞゴラ!) 『キャー!岩泉先輩ナイスキー♡』 (うぉぉ!!今のすげぇ!!) 『国見くんサボっちゃ、めっ!だよ!』 (センター分けの癖にサボんな) この小説の参考等は受け付けておりません。ご了承ください
favorite 306,531grade 15,775update 2024/03/30 - 恋愛
ただ、貴方の背中だけを……
中学で観た兄の試合で、忘れられない人と出会った__。 振り向いてほしい。 悲しませたくない。 応えたい。 でもどうしようもなく、好き。 行き交う“好き”のキモチ。 貴女が最後に選ぶのは、変わらず彼……? それとも……。 甘酸っぱい、切ない、恋の行方____。 ✑☁︎︎序章編..2話~340話 ✑☁︎︎本編編..344話~764話 ✑☁︎︎最終章編..766話~ ・ ・ ・ ※落ち不明 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✁キリトリ✁ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんな事あらすじに書きたくないけど、パクリなどは絶対にやめてください。
favorite 565,665grade 15,747update 3日前 - 青春・学園
運動神経の優れた私の正体は…【完】
椚ヶ丘中学校 3年E組を卒業した私が烏野高校で男子バレー部のマネージャーとして送る高校生活の物語! ―――――――――キリトリ線――――――――― ・原作と異なる事多々 中学時代の作品はコチラ👉https://novel.prcm.jp/novel/tlGdipuniFd7EtQqovoQ この度、この作品の漫画版を描いて頂きましたっ! 漫画版の作品はコチラ👉 https://novel.prcm.jp/novel/5ceRyBkKmpPB6ZduEdP0
favorite 179,816grade 6,250update 2日前
が好きなあなたにおすすめの小説
コンテスト受賞作品
もっと見るショートドラマ&アニメーション原案募集コンテスト
公式TikTokの注目動画
もっと見るチャレンジ小説
もっと見る- ファンタジー
私は「普通」がいいの!
なぜか前世の記憶をもって転生したラナ。 前世では大きすぎる力故殺されてしまったから、今世では目立たないようにいきる! はずなのに………
- ホラー
転ばないで
俺たちは何ら変わらない学生で 遊んで、勉強もして 夢も持って目標に向かって 学校生活を送っていた。 毎日が変わりない楽しい日々 こんな風に大人になっても 馬鹿みたいに笑って 社会の愚痴言って 友達と繋がるもんだと思っていた。 ただ、その当たり前が崩れたのは "あの日"がはじめてだった。
- ホラー
妖怪街に紛れ込みました
内気な高校生、久東叶多はその性格故に虐められていた。 自暴自棄になり学校を飛び出した叶多は近所で見つけた秘密の通路に入る。 すると町は消え、代わりに現れたのは妖怪が蔓延る街だった。 戸惑う叶多を助けてくれたのは「妖怪何でも屋」の社長だった____ ━━━━━━━━━━━━━━━ やる気出たので書き始めました‼️ 宣伝と応援よろしくお願いします📣 ファンアートは1話のコメント欄にリンクを貼ってくださればすぐ飛びにいきます そしてモチベが上がります
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!