なんか、突然…学校一のイケメン?とかなんやらって言われてる永瀬廉が話しかけてきたって思ったらさ…
聞いてたの!?
しかも、奴隷になれ!?
なんやこいつ。
さいあくっ
あの永瀬廉に弱味握られたんすけど
あれっ!?
あなた、よく考えるんだ。
永瀬廉の奴隷にひとまずなって永瀬廉の弱みを握れば……
永瀬廉にあのことをバラサレル恐れがないっ!
私って天才!?
は?ふざけんなボケ
おまえなんかに敬語で話したくねぇよ
くそが
はぁ、ムカつくわ。こいつ
え、でもね、私裏のかお誰にも見せてないから?
裏の顔を知ってるのは永瀬廉だけ。
この、裏の顔をバラサレないように
永瀬廉の奴隷になってやろうじゃねぇか!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。