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第71話

最終回
前回の続きで、最終回です。


紫耀side
平野紫耀
平野紫耀
はぁはぁっ…
あなた、どこなんだよ
俺が怒らせたから悪いんだ。

あの時、きっちりあなたに伝えていれば、こんなことには…


もう夜の8時。
俺があなたを探し始めてから3時間が経つ。
街中走り回ってもあなたの姿はない。

お金も携帯もなかったら、電車にも乗れるわけないし、あなたの事だからどこかに迷ってんのかもしれない。

どんだけ子どもなんだよ…



あなたside


ちょっと!
ここの道から出られない。
多分、同じ道をぐるぐるしてるだけ。

暗くて、おなかすいて頭も回らなくて、方向が分からない。

私が悪いんだ…


だからこれは、神様が私に降した天罰。
ここで飢え死にしろって神様に言われてるんだ。←頭が回ってなくておかしくなってる

でも、ちゃんと紫耀と話したい。
ここで飢え死になんてするもんか!

私はさらに足を進めた。



紫耀side

ここにもいないか。

マジで隠れるの上手すぎ。
平野紫耀
平野紫耀




もう出てこいよ…
抱きしめてやるから…
俺、あなたがいないと生きてけねぇ
ついに弱音が出てしまう。

自分がかっこ悪い。

もし、あなたが変な奴に連れ去られてたら…

腹減ってどっかで倒れてたら…

違う男について行ってたら…



そんなん俺が許すわけないだろ。
絶対見つけ出すから、もう少し我慢しろ。

あなた…





あなたside

うぅ、

ごめん、もう無理。

寒い。おなか減った。頭がぼーっとする。

ご飯って大切だよ。食べないと私の場合こうなるからね。

でも、私の足はなぜか動いてる。



まるで、愛する人の方に引き寄せられてるみたいに。


そっちにいるのかな。
もう分かんない。
誰か私にご飯の恵みをくれー。
あなた

…でも私には帰る場所ががあるの。

ここで倒れるわけにはいかないでしょ。

おりゃ!

私は思いっきりあるだけの力を振り絞って、方向は自分の身に任せて、走り出した。


しばらく走ると、大通りのざわめきが聞こえてきた。
あなた

はぁはぁ…
もうちょっ…うっ!

少し気を抜いた瞬間、足が変に曲がった。
あなた

いった!

その場に倒れ込んだ。
倒れ込んだ時に、膝が地面にすれて、多分擦り傷になった。


安っぽいサンダルはいてくるんじゃなかったな。

ジーンズ生地には血がにじんで、足首はぐねってすごい痛い。

上着も羽織らず飛び出したから、もう体は凍りかけ。

恥ずかしいよ。自分自身が。

もうさすがに歩けない。っていうか歩く気力がない。

あなた

紫耀、助けて…

そう呟いた時…








平野紫耀
平野紫耀
はぁはぁ、あなた!?
あなた

紫耀…

顔を上げると、紫耀がこっちに走ってきてた
平野紫耀
平野紫耀
ハァ、やっと…見つけた。

もう、心配させんな
あなた

ごめん…

紫耀の姿を見るとなんか涙が出てきた
平野紫耀
平野紫耀
(しゃがみ込む)
どんだけ心配したとおもってる?
あなた

ごめん、私が悪かった。

こんなつもりじゃなかったの。
昼頃には帰ろうと思ったんだけど色々あっ…(紫耀に抱きしめられる)
紫耀…?

平野紫耀
平野紫耀
あなたが謝る事なんてない。
俺が悪かった。


ちゃんとあなたに向き合ってなかったよな。


正直あなたが出て行ったときは、「どうせ帰ってくるし、好きにしろ」って思った。

でも…(涙声になる)全然帰ってこないから…マジで…人生で1番焦った。

やっぱり俺は…あなたがいないと弱っちぃ男なんだよ。


あなた

(紫耀の背中をさする)
紫耀は弱っちくないよ。


強くて勇敢で優しさも持ってる、世界一の男だよ(笑)

今回はね、お互い様にしとこ。


私も紫耀がいないなんて考えられない

平野紫耀
平野紫耀
あなた…



(あなたを見つめて微笑む)帰るか


歩ける?


あなた

うん。
(立ち上がろうとする)

いった!

平野紫耀
平野紫耀
(笑)

何でそんなボロボロなの


ほら(あなたをお姫様抱っこする)
あなた

えっ!いいよいいよ。

恥ずかしいし。

下ろしてよ

平野紫耀
平野紫耀
や~だね。

誰もここにいないからいいじゃん。


それにまたあなたが逃亡したらダメだし(笑)
あなた

逃亡って(笑)

でもね、正直私も、このままでいたい(笑)

離れたくないし、落ちつくし。

ただデメリットは、この状態は顔が近くなってドキドキしすぎて気持ち悪くなるということ(笑)

まぁいっか。


紫耀はあえて人通りの少ない道を通ってくれる。


重くないのかな
あなた

重いでしょ。
私頑張って歩くから大丈夫だよ。

平野紫耀
平野紫耀
無理。

あなたを運びきるのが今の俺の目標だから
は?

なんか勝手に目標立ててるらしい。
あなた

(笑)よく分かんないけど、無理になったら下ろしてね。

平野紫耀
平野紫耀
うん、とも言えない。
あなた

だから何言ってんの(笑)

変な意地張るな

平野紫耀
平野紫耀
男は張るんだよ。
じゃないと愛する人守れないから。
さらっといいこというよね。


私の弟に教えたいわ←弟います





でも、これってどこに向かってんのかな。
あなた

ねぇ、どこに向かってる?

平野紫耀
平野紫耀
どこだとおもう?
あなた

分からない

平野紫耀
平野紫耀
内緒。
あなた

えっ、気になる

平野紫耀
平野紫耀
教えてくれない。

変なとこに連れて行かれないよね。

平野紫耀
平野紫耀
ついた!
あなた

ここ?

そこは私がさっき寝てた建物だった
あなた

ここ、さっき私が寝てた建物

平野紫耀
平野紫耀
ん?(笑)どういう事
あなた

家で話すね

平野紫耀
平野紫耀
うん。

で、ここの屋上に行きたいんだけど
あなた

何かあるの?

平野紫耀
平野紫耀
うん。まぁ上りましょう。
あなた

はい?

私が寝てた場所は1階のガレージ。

でも紫耀は、そのガレージの端っこにある扉を開けた。


すると、上に続く階段があった。


えっ!


紫耀は、その階段を私を抱いたまま上りだした。


大丈夫なのかな、

絶対体力的に限界だって
あなた

大丈夫。ほんとに下ろしてくれていいよ

平野紫耀
平野紫耀
これを上りきったら、目標達成なんだから黙ってて。
あっ、そうですか。

失礼しました。




見事に紫耀は、階段を上りきった。

ここが屋上かな?

扉はもう開いてて、そこから屋上に出れた。
結構立派な屋上でベンチとかもある。

そして紫耀は、私をゆっくりとベンチに座らせるように下ろした。
あなた

ありがとうね。

平野紫耀
平野紫耀
はぁはぁ。
疲れたー!
あなた

無理するからじゃん(笑)

おかげで助かったけどね

平野紫耀
平野紫耀
ならいいんだ。

俺もちょっと休憩ー。
紫耀は私の横に座った。
あなた

ここから見える景色、綺麗だね

平野紫耀
平野紫耀
そうだろ。
俺たまにメンバーとここ来るんだ。

静かだし、落ちつくし。
あなた

へぇー、確かに落ちつく

紫耀が横にいるからかもしれないけど
平野紫耀
平野紫耀
あっ、そうだ(上着を脱ぐ)

はい
紫耀は脱いだ上着を私に渡してきた。
平野紫耀
平野紫耀
あなた、体冷えきってるだろ?

これ着な
あなた

(笑)

ほんとに優しいね。

ありがとう、
(上着を着る)

はぁー暖か~

平野紫耀
平野紫耀
(笑って見守る)


それから、紫耀はるりさんの事とか全部説明してくれて、私も逃亡中の話をした。


なんか今になったら笑えてきて、2人してずっと笑ってた。

あなた

ねぇ、紫耀。
(紫耀の手を握る)

これからも私とずっとずっと、幸せにすごそうね

平野紫耀
平野紫耀
////
びっくりした(笑)
急に言われたから

…でも、ほんとそう思う。
俺もあなたとずっとずっと一緒にいたいから。

俺が死ぬとき、隣に居て欲しいのはあなただけだから
あなた

死ぬときって(笑)

紫耀が先に死ぬとは分からないよ

平野紫耀
平野紫耀
えっ、あなたが先死ぬの?
あなた

それも分からない(笑)

でも一緒にいれる時間に限りがあるのは確かだから、私は無駄な時間を作りたくない。

平野紫耀
平野紫耀
俺だって同じ。

この先何が起こるか分からないからこそ怖い部分もある。

俺だって色々考えてるんだぜ(笑)

でも何が起きてもあなたと一緒に乗り越えて行きたい。
あなた

うん。約束ね。

平野紫耀
平野紫耀
うん。
私たちは約束を誓うために、静かにキスをした。




























2年後…
赤ちゃん)オギャーオギャー




助産婦)お母さーん、産まれましたよ!
元気な男の子です!
あなた

ふぅー無事に産まれてくれて良かった。




1時間後
平野紫耀
平野紫耀
あなた!
あなた

紫耀、仕事大丈夫だったの

平野紫耀
平野紫耀
うん、何とか。
急いで現場から来た!
あなた

(笑)
ほら見て、元気な男の子だって

平野紫耀
平野紫耀
わぁ~、これほんとに俺の子?
可愛い~
あなた

絶対紫耀に似てイケメンになるよ。

大きくなったらジャニーズ入れようか(笑)

平野紫耀
平野紫耀
その時は一緒に仕事しような!
あなた

(笑)

赤ちゃん)ニヤッ
平野紫耀
平野紫耀
あっ、笑った!
あなた

ほんとだ!

可愛い~。


小っちゃい
あなた

名前、どうしようか。
あれでいい?

平野紫耀
平野紫耀
うん。
じゃあそうしよう
平野紫耀
平野紫耀
君は今日から
「平野莉王」(ひらのりお)だよー。
end


作者から

ここまで読んでくださりありがとうございました!
どうでしたか?キュンキュンしましたか?

私なりに頑張りました💪

けれどもこれで最終回です。

ほんとにこんなことは起きない?
そう思ってる人も居ますよね。

でも、シンデレラストーリーはこの世にたくさん存在します!
私は信じてます。皆さんもこのお話を読んで楽しい気持ちになってくれたら嬉しいです!

最後の莉王という名前の意味は「魅力的な王」という意味です。

素晴らしいと思いませんか?

それではさようなら~!
ありがとうございました。