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第2話

はじまり。
6
2019/08/30 05:45
6月に入ってだんだんと暑くなり始めた頃のある日のこと。
私はいつも通り部活から帰ってきた。
あなた

ただいまー
今日も疲れたなぁぁー

お母さん
お母さん
お帰りー
遅かったのね、何かあったの?
あなた

放課後にね、先輩も今日配られた新曲の練習してたんだ!
とても難しくて…教えてもらってたんだ!

私は、高校2年生。

高校で吹奏楽部に入っていて、トランペットを吹いています。
お母さん
お母さん
そう。さあ、早く着替えておいで
おやつのアイス冷蔵庫に入ってるよ
あなた

はーい
今日も暑かったから汗でベトベト…😅
シャワー浴びてこよーっと

シャワーを浴びて、服も着替えてアイスを食べながら携帯をいじり、ソファーでゴロゴロしていた。
お母さん
お母さん
お母さん、なんか眠くなってきちゃったから
寝室で寝てきてもいいかしら、
なんだか疲れちゃって…
あなた

ん?あぁいいよ?
おやすみーー

お母さん
お母さん
おやすみー
あ、勉強もちゃんとしなさいよーー!
あなた

う、うん

お母さんが昼寝をしに寝室に行ってから、

私はお母さんに言われたので、勉強をしようと

苦手な数学のワークを持ってきて、
勉強を始めた。

あなた

ここをこうして…ってえ…?

あなた

あれ?もーわかんないんだけど…

数学が分からなさすぎて、
一旦休憩することに。
私は最近はまっているCASのアプリを開いた。
適当にカテゴリーから探そうと私は目をつぶってスクロールして決めることに。
あなた

せーの、
ストップ!

決まったのは、男子学生のカテゴリーだった。

そこからいいなーと思う人を探していると
あなた

ん、この人なんか良さそう

私は、「とも」という1人のアカウントを見つけた。

この人のアカウントの画像がとても綺麗で目にとまったからだと私は思っていた。
あなた

もし、この人の枠開いてみて、
面白くなかったら挨拶だけしてすぐ抜けよう、

わたしは、そう決めてこの人の枠を開いてみた。
すると、この人の声は
あなた

うわぁ優しい声…。

私を包み込んでくれるような、
低すぎないとても優しい声だった。
私は、コメントで「初めまして」と書いた
すると彼がコメントを読んでくれた。
とも
とも
初めましてって
あなたさんありがとうございます
良かったら、軽く自己紹介してくれると嬉しいです
あなた

自己紹介…?!
って何書けばいいのかな…。
とりあえず基本情報を…っと。

私は、名前と年齢、そしてどこ住みなのかを

コメント欄に書いた。
とも
とも
お、名前はあなたさん、
17歳で○○住みね、
ありがとうございます
とも
とも
眠いなぁ…
あなた

寝たらいいじゃないですか笑

とも
とも
いやぁ、誰かと話しながら寝ないと寝れなくて…。
あ、あなたさん今暇ですか?
あなた

私ですか?暇ですよ!

とも
とも
じゃあ、コラボ上がってくださいよ!!笑

僕寝ますから
急な彼からのコラボの誘いに、私はびっくりした。
でも、周りに誰もいないことから、

私は彼の誘いを受けた。

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