第9話

カフェ
1,960
2020/06/22 07:25
僕はstrawberryマフィアとしての初めての仕事のために、武器を見漁っていた
(なまえ)
あなた
えーっと、ビルの一室って事は、そんな大きい武器は使えないだろうし、毒とか使ってわめかれても結構めんどいから、小型ナイフ二刀流とかで良いかな……
そう呟きながら武器を準備する
いつも仕事をする時はラフなジャージのような格好で出掛ける

コンコン
ななもり。
ななもり。
もう準備終わった?
(なまえ)
あなた
あ、うん
答えながら部屋の外に出る
(なまえ)
あなた
兄ちゃん、仕事の前に行きたい所あるんだけど大丈夫?
ななもり。
ななもり。
分かった
1時間以内に帰ってきてね
(なまえ)
あなた
うん
ななもり。
ななもり。
ちなみにどこ行くの?
(なまえ)
あなた
あそこの喫茶店
ブラックコーヒー飲まないとスイッチ入んないんだ
ななもり。
ななもり。
(*'-')b OK!
そう兄ちゃんと話した後家を出た


タッタッタッタ
ジェル
ジェル
あなたー!
(なまえ)
あなた
ん?!ジェルくん?!
ジェル
ジェル
どこ行くん?
(なまえ)
あなた
あ、仕事前にいつも行ってる喫茶店に行こうと……
ジェル
ジェル
着いてってええ?
(なまえ)
あなた
え?まぁ、良いけど………
本当は1人が良かったな………

カランカラン
店員
いらっしゃいませ
あっ!りっくん!
いつもありがとね!
(なまえ)
あなた
あ、ありがとうございます
いつもので
そう、僕は”ブラックコーヒーいつもの”で通じてしまうほど通っているのだ
ジェル
ジェル
あ、じゃあ俺も同じので
暫くすると机にブラックコーヒーが届く
店員
お待たせしました
出来たばかりのコーヒーに口をつける

目の前のジェルくんも同じようにコーヒーを飲む
ジェル
ジェル
苦っ!!!
僕は近くにあった角砂糖とミルクの入れ物をジェルくんの前に差し出す
(なまえ)
あなた
いきなりブラック飲むのは無謀だよ
ジェル
ジェル
あぁ、ありがとう、
ジェルさんはこれでもかというくらいに砂糖とミルクを入れ、最後に口にも角砂糖を頬張った
マナー的にそれはどうなんだ?

どちらもコーヒーを飲み終わり、会計をして店を出た
ジェル
ジェル
いやー、ブラックってやっぱり苦いなぁ
(なまえ)
あなた
ブラックは元々苦いものだよ
ジェル
ジェル
ブラックをかっこよく飲める大人ってカッコイイよなぁ
(なまえ)
あなた
飲んでたらそのうち慣れるよ
ジェル
ジェル
あなたちゃん、これからも行く時着いてってええ?
(なまえ)
あなた
ブラック飲めるようになるの?
ジェル
ジェル
まぁな笑笑
話していると、家に着いた
ジェル
ジェル
ただいまー!
(なまえ)
あなた
ただいま……
ななもり。
ななもり。
2人とも帰ってきた!
じゃあそろそろ行くよー
ジェル
ジェル
あっ!準備するの忘れてた!
ななもり。
ななもり。
そんな気がしたからジェルくんがいっつも使ってる武器用意しといたよ
ジェル
ジェル
おー!なーくんありがと!
ななもり。
ななもり。
よし、皆は準備出来てる?
莉犬
莉犬
俺はおっけー!
るぅと
るぅと
僕も大丈夫です
さとみ
さとみ
俺もー
ころん
ころん
30秒待って!
ころん
ころん
んんん……よし!大丈夫!
さとみ
さとみ
ころんどうかしたのか?
ころん
ころん
いつも使ってる銃とサイレンサーの調子がちょっと悪くてさ、
ななもり。
ななもり。
よし、皆OKだね!じゃあ行くよ!
そうして僕達は、闇夜に紛れるようにして家を後にした








僕達は気付かなかった








この仕事が、








この後起こる事件と










関わりがあったなんて________。

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