第3話

無一郎君
308
2019/12/16 11:35






ある日御館様が私にこう言った













「 あなた、鬼狩りに行って修行をしたらどうかな? 」



「 柱に稽古をつけてもらうより実践した方がいいと思うんだ 」



me
me
  私もそう思います、御館様  





「 では話が早いね、あなた1人は心配だから 誰かをつけようか 」





「 、、無一郎 歳も近いことだしどうかな? 」





時透無一郎
時透無一郎
  はい、分かりました  
me
me
  ““  無一郎君じゃん、  ””  




「 行方不明者が多数でた町がある、日没頃其方に向かってほしい 、御意? 」









時透無一郎
時透無一郎
  御意  
me
me
  御意  





私達は夜に鬼の出る町に行くことになった












「 もう行ってもいいよ 」





 








__







時透無一郎
時透無一郎
  まさか鬼狩りが出来ないって事は無いよね  
me
me
  こんな事、柱になった私が言っちゃダメだと思うんです、けど  
時透無一郎
時透無一郎
  いいよ、言って  
me
me
  、、  
me
me
  鬼が怖いんです  
me
me
  特に十二鬼月、上弦 
me
me
  遭遇してしまったらどうしよう  
me
me
  そんな事を考えてしまうんです  
me
me
  、無一郎君にこんな事言うのもどうかと思うんですけど、  
時透無一郎
時透無一郎
  、、  






無一郎君が明らかに怒ってる









、、 怒ってるのかな










時透無一郎
時透無一郎
  そんな事を思ってるようじゃダメだよ  
時透無一郎
時透無一郎
  そんなもの 、柱とは言わない  
me
me
  、、ッ  
時透無一郎
時透無一郎
  弱い者から頼りにされる存在が  
時透無一郎
時透無一郎
  鬼狩りが怖いなんて言っててどうすんの  
me
me
  、、そうですよね 私  
me
me
  柱失格ですよね  
時透無一郎
時透無一郎
  、、でも僕も君と同じだったよ  
me
me
  え、?  





無一郎君の強ばった顔が少し緩んだ










時透無一郎
時透無一郎
    僕も刀握って2ヶ月で柱になって、
時透無一郎
時透無一郎
  “  凄い  ”  って言葉を何度も言われたけど  
時透無一郎
時透無一郎
  鬼とか言う醜い奴らの事  
時透無一郎
時透無一郎
  最初は怖くて堪んなかったから  _  








NEXT

プリ小説オーディオドラマ