~放課後~
家に帰ったとしても母は男の所に行ってるか酔い潰れてるかしかない
~家~
母は酔い潰れていた
私の家はボロいアパートだ
母昔から私を女でひとつ育ててきた
そりゃ、こんなカッコウみたいな母なんだから男にも逃げられるでしょ
私も寝よ
~次の日~
私は起きてふと玄関を見ると....
母の靴がなかった
最初は朝一から男の所に行っていると思った
でも....
母の部屋を見ると母の化粧品、母の服全部無くなっていた
きっと私を置いて家を出ていったのだ
机の上を見ると紙と封筒と通帳が置いていた
紙には手紙みたいなのが書かれていた
「あなた!おはよ!びっくりした〜?もう、お母さんはこの家には帰ってこないからね〜あと、5時間ほどて大家さんと引越し屋さんが家の家具を持っていくからあなたもはやく出ていってねー!ふうとうにはあなたの晴れ着代だよー
あと、引っ越し先は紙の裏に住所書いてるからねー
じゃあ、また逢う日まで
バイバイー! 母より」
え?意味わかんない
まぁでも私は小さい時から他の家に預けられてきた。だからこんな事は慣れている
住所を見て
準備をして私は出ていった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。