ハリーはまさかそんな事を暴露されるとは
思ってもいなかった様で自分でも困惑していた
一方ハーマイオニーは自分が自覚無しにとんでも無いことを言ったのでそれに気づき
慌てて弁解しようとしていた
ルーピン先生と私はそんな状況に呆れていた
2人の肩をくるりと回して
後ろを向かせ私もそのままでいる
焦り気味にこくりと頷いた
あの日の濡れ具合は相当だ
そんな状態で帰ってきて
何があったか聞かない方がおかしい
ゆっくりと頷いた
…自分でも相当な事を言った自覚は合った様で
泣きそうな顔をしていた
まだ小さな手を引いて
部屋から出ていった
天文台の塔に登ろうとしたが
私のこの足じゃ登れない
階段に座り込み棒立ち状態のハリーを隣に座らせた
何の事か分からなそうな、いや…分かるはずが無い
でも真剣な顔つきだった
あれは、確か暑さの厳しい夏の日
私は初めてハリーに会った
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!