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第8話

No.8











父の秘書が運転する車に乗せられて
別館4階の柊の間に向かう。




先代がこだわって、設計から携わった別館。
特に柊の間は、

西園寺家が最も重要とする会議全般に使用される。





モダンと和を調合した高貴な空間。
外部からの利用客が借りに来る事もしばしばだけど、
1回の賃貸料も馬鹿にならないって噂だ。
ま、私は無関係な話だけどね。興味ねぇ。






正座して、襖をそっと開ける。
すると、お見えになった方は、
つい最近ペンを拾った、あの青龍会岩田組の幹部…?
いや、会長だ。




青龍会岩田組会長の岩田祥雲しょううん
その正面で、やたらニコニコしてるうちの名誉会長。












律子「遅かったわね。5分遅刻よ。」
『はい、申し訳ございません。』
律子「だいたいねぇ、お客をお待たせしてる身なのよ貴方は。」
『……はい、』
律子「ほんと、どこまでも出来の悪い子ね。一体誰に似たのやら…」
祥雲「まぁまぁ、今日は喜ばしい日になるのですから。」
律子「うふふ。そうね。」
『……あの、』
祥雲「……?」
律子「…何よ、文句は受け付けないわよ」
『…ご要件って、、』




祖母は深く息をついて、こう答えた。

























律子「貴方は、明日こちらのご子息と入籍して貰います。」
『…はぁ、?』
祥雲「うちの息子を宜しく。」
『…え、いや、、…あの、』
律子「…あぁ、御相手を見なきゃって?」
祥雲「あぁ、それなら、間もなくこちらに…」
律子「西園寺家の長女の貴方にぴったりなお方よ」










…なんだそれ。散々私を侮辱しておいて、
こういう時だけ、上手いように私を使って。
どうせ、この結婚も会社のためなんでしょう。
裏社会と繋がって、一体何がしたいの。
今度はどんな傷を私に負わせるつもりなの。






言いたいことは山ほどあるけど、
この場に発言権のない私は、黙りこくる。





祥雲「……あ、到着したようです。」





…程なくして、柊の襖は動いた。























?「はじめまして。」
剛典「青龍会岩田組二代目組長の岩田剛典です」









🍓


やっとストーリー動く…長かった…←(お前のせい)