第38話

需要ないけどLINE風小説の書き方解説

2,019

2020/05/17 13:43

夢子

課題から目を逸らすために書く

？？？

頼むから課題やってくれ

夢子

では講座始めます。例題をあげて順に説明して行きますよ。

？？？

死ね

ダメな例

炭痔浪

ゼンイツ！！実は頼みたいことがあるんだけどいいか？(^o^)

ZEN

なに？（微笑）

胡椒塩昆布

怪しいですね...

🐗

そうだな...

夢子

はい。今のなにがいけないか分かる？

？？？

まっっっっったく分からん

夢子

まず悪いところ一つ目

夢子

顔文字と（微笑）などの（）系

？？？

別に良くね？

？？？

実際使う人おるし

夢子

お前らに言わなければならないことがある

夢子

それちょっと痛々しい

？？？

あー言っちゃった

？？？

読んでくれる人消えるぞ

夢子

それは困る

？？？

こうやって一人寂しく文字打ってる方が痛いけど

夢子

ぴえん

？？？

キッショ

夢子

その二

夢子

...（三点リーダー）

？？？

え？お前も使ってんじゃん

夢子

いやこれ本来の使い方としては

...←これ2つセットで使うんやで

？？？

つまり

「疲れた...」じゃなくて「疲れた......」ってこと？

夢子

そう

夢子

あと、三点リーダー使いすぎると吐息厨に見えるので気をつけてください

？？？

はい............

夢子

あと矢印の使いすぎは一般市民が読むとかなり気持ち悪いことをご存知ですか

夢子

夢小説の民になると感覚が麻痺に侵されていますが、矢印の使い方が少しおかしいです。

？？？

あまりノリツッコミや心の声は残さない方がいいということか

夢子

そうだね

夢子

皆が友達とLINEをするとき

夢子

ノリツッコミとかわざわざ書いてたら
会話に追いつけないでしょ？

？？？

グループラインだと尚更だね

夢子

会話に追いつくためには淡々と文字を打つし

夢子

一気に情報量を詰め込まない

夢子

ここで2つ例をあげるよ

例　1

炭痔浪

そういえばさっき階段を登ったら風柱の人と音柱の人がハリケーンバトルをしていたのでとても驚いたんだ！

ZEN

え？まじ？それは凄いな。

例　2

炭痔浪

そういえば

炭痔浪

階段登ってたら風柱と音柱がハリケーンバトルしてた

炭痔浪

びびった

ZEN

え

ZEN

まじ？

ZEN

それは凄いな

夢子

どうだった？

？？？

一つ目は一気に読んでるから
息苦しい感じ？

？？？

二つ目は、会話に間があるから
落ち着いて読めたし、場の空気が分かる気がする

夢子

それに情報量を詰め込みすぎると

夢子

話をすぐ読み終えてしまう

夢子

読み手がLINEに参加している、つまり「リアルタイム」感を出すことが大事

？？？

へー

？？？

作者だけが満足したらそれはオナニー小説だし

夢子

ワイみたいに一部の人しか分からんネタとか
いきなりぶち込むとファン減るので注意

？？？

反面教師

？？？

てかハリケーンバトルってなんだよ

夢子

はい

夢子

このように小ボケでもちゃんと拾わないと
完全に滑り倒します

夢子

絶対気をつけるように

夢子

あと何かあったっけ

？？？

アレは？オチの付け方

夢子

せやな、オチの付け方を解説します。
と言っても私もオチなし量産マンなので

？？？

可哀想に

夢子

（オチなし小説書く作者は）信用しない

？？？

せやなぁ

夢子

まー、大体は最後に「解散」って入れとけばなんとかなるよ

？？？

適当

夢子

後、話を盛り上げるには

夢子

キャラ一人一人が暴れ回ることが重要

夢子

収集がつかない感じは見てる人も
「それは草」状態に陥りやすい（統計）

？？？

例を挙げるなら？

夢子

pixiv 　LINE風　 人気　検索

？？？

把握

夢子

最後に

夢子

小ボケのツッコミをしたほうがいいとは言ったけれど、

ツッコミ回収はせずに、読み手にツッコませるタイプの作者は

クッソ面白いのでワイは底辺です

？？？

結論

夢子

もっと鬼滅のLINE風小説が読みたいので
これ読んで作ってくれたら嬉しい

？？？

解散

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第39話結婚しようぜ！！！！！！！！！

🖕やんぐしゃ🖕殺意

コンテスト受賞作品

グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。