着いたんだゾ。
わぁ、本当にオンボロ…。
中はちゃんと住めるんだゾ。
グリムに案内されて、中に入る。
ここが俺様の部屋なんだゾ。俺様と一緒になるけどいいか?
うん、荷物整理してもいい?
あぁ、なんだゾ。
数分後
えぇ?!
どうしたんだゾ?
キャリーの底がなくて、そこから私の部屋にあるはずの物が全部出てくるの!
え!?すごいんだゾ…。魔法のトランクか?
さぁ?私って魔法使えるのかな?明日一緒に学園長のとこ行ってくれる?ツナ缶あげるから。
そう言って、キャリーからツナ缶を出す。
このキャリーは頭の中で想像した物を出せるらしい。
ツナ缶!!いいんだゾ!
フフッ、ありがと。
(本当にツナ缶好きなんだなんだな…。)
この学園の制服の女子用、可愛いね。
服の事はよくわかんねーんだゾ。ŧ‹”ŧ‹”
いつも着てないもんね…。てかもう食べてるし…
もう1個欲しいんだゾ。
はいはい。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
*-ω-)ノ"ばいちゃ
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。