第8話

思い出のあの鈴
34
2018/04/29 15:16
天国。
いや、天国の入口。
三途の川の橋の前で、私たちはなにかの説明を受けていた。
その時の私は、人間になっていた。
咲彩
三途の川をこのまま渡って忘れるか
希虹
川を自力で渡って忘れないているか
という内容だった。
私たちは
自力で三途の川を渡った。
かなり流れが強い。
だけど、希虹はいろんなスポーツ習ってるし
わたしはなんせ猫なもんだから
ものの1分で渡った。
咲彩
すご...
希虹
は?超人?
自分たちでも驚いた。
川の向こうの人はそのスピードにびっくりし、私たちは生まれ変わっても一緒になれるということになったのだ

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