第22話

王子と私
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2019/06/26 21:28
バタンッ!!
ユリア
😲😲😲😲


勢いよくドアが開いた。


王子様は真っ直ぐと私の方を見ている…


そして、私の前に1歩、2歩と近づいて来る






私の心臓は今にも破裂しそう
片寄涼太
ごめん、待ったよね?
ユリア
そんな、大丈夫です!!
片寄涼太
………
ユリア
……………
すると、ドアが静かに開く
数原龍友
ここじゃなんやから2人で外出たらどうや?
エリ
そうだよユリア話してきな!
片寄涼太
行こっか、
ユリア
はい、


そして、お店を出た。


王子は私の隣を歩いている…今まであんなに遠かった存在がここまで近くに居て。夢のようだ。



片寄涼太
どこがいいかな?
ユリア
外だとバレてしまいますよね?
片寄涼太
そうだなぁー
片寄涼太
分かった、着いてきて。
ユリア
あっ、はい
どこに行くんだろ…王子の背中を見ながら考える。



こんなに王子の背中って大きいいんだ。




このあと、どう話そう。きちんと、想いが伝えられるか…
片寄涼太
ごめん。お店でもファンの方とかに見つかるの心配だったから…
ユリア
えっ…入っていいんですか?
そこは紛れもなく



LDHの事務所…





色々と気になってしまう。こんな時なのに事務所に入れた事に興奮している私がいる…
ユリア
……バカ…
片寄涼太
なんか、言った?
ユリア
えっあ、なんでもないです!!


声に出てしまった😫
片寄涼太
どうぞ、入って
私が焦っていると王子は私をミーティングルームのようなところに案内してくれた。
さすが、王子きちんとエスコートしてくれる。
ユリア
ありがとうございます。失礼します。
席に向かい合わせで座る。彼の甘い王子フェイスがしっかり見えて気を付けないと見とれてしまう。
ユリア
………………
片寄涼太
……………
どうしよう、私が呼び出したのに。
片寄涼太
緊張するよね。事務所なんて、
ユリア
はい、だけど!LDHの事務所に入れるなんて嬉しいです!!
片寄涼太
なら、良かった😊



王子の優しい笑顔本当に美しい…
片寄涼太
ユリアちゃん?大丈夫?
ユリア
あー大丈夫です。すみません🙇🙇


ヤバい、みとれてしまったー
王子は私の緊張をほぐそうと話しかけてくれた。本当に心優しい。

よし……
ユリア
あの、片寄さんが私の高校に来てくれて隣に座ってくれた時。私、全然返事とかしないし態度も悪くてすみませんでした!!
片寄涼太
不思議な子だなーと思っけど楽しかったよ‪w
ユリア
ほんとは片寄王子が自分の隣に座って話しかけてきてくれて、私の目を見てくれて、こんなに私に心から話しかけてくれ人いなくて
片寄涼太
ユリアちゃんの目はなんか、引き付けられるんだよね…なんか、気になってしまってそれに……初めてユリアちゃんに会ったあの夜からユリアちゃんの宝石みたいな目が忘れられなかったんだ


私の目が宝石?そんな事、生まれて初めて言われた。それに、忘れられなかったのは私だけじゃなかっんだ…
ユリア
本当に申し訳ないんですけど、助けてもらった日から片寄王子が高校に来るまで片寄王子の事、全然知らなくて…
片寄涼太
分かってた。知らないんだろうなぁーって‪wもっと、知名度上げないとなぁーとも思った!
ユリア
充分ありますよ!!私が時代遅れだっただけです!
片寄涼太
それで、GENERATIONSの事。興味持ってくれた?俺のことも?
ユリア
えっ……と、GENERATIONSが本当に大好きです。それで…
片寄涼太
それで?
王子のSが全面的に出てきてる…
ユリア
す…す…
片寄涼太
す??
あーーーーーもう、言っしまえ!

私は座ってたイスから勢いよく立ち













ガタン!!
ユリア
私は王子が好きです。送ってくれたあの、初めてあった日からもう、頭のなかは王子の事ばかり考えて、どうやったら程遠い、王子様に近づく事が出来るか考えて王子の隣は姫じゃなきゃって思ったから姫になるために色々、やって………
片寄涼太
息してた?大丈夫??
勢いよく話したため私は息をするのを忘れていた。
ユリア
はぁーはぁー
片寄涼太
‪勢いがすごくて止められなかったよー
私の気持ちは伝わったかな?













片寄涼太
ユリアちゃん…………
私の気持ちは大きな音をたてる。今にも心臓が飛び出そうだ

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