第2話

_出会い.2
560
2019/03/31 17:48
随分ずいぶん長い距離を走った。
都心から少し外れた住宅街。
ふぅ…疲れた…
あなた

あのっ

ん?
あなた

腕、離してください…

あっごめん!!
細身の彼は腕をすぐに離してくれた。
あなた

ここは…?

俺の家!
家出したって言ってたから、今日は泊まって行きなよ
あなた

え、いいんですか?

はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
いいよいいよ!俺ははじめ!
はじめしゃちょー
はじめしゃちょー
さっそく家に上がって!
あなた

あ、ありがとうございます!




一人暮らしにしては結構な広さだなぁ…





そう思いながら、私ははじめさんの家に上がった。

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