髙地side
信じられなかった 。ジェシーが亡くなった
病気、なわけないって思った。
ジェシーは明るかったずっと
俺に笑顔だった 、
樹が涙ぐみながら 、俺に手紙を渡してくる
【 髙地へ
これを見てるってことは、⠀俺は
もう居ないってことだよね 今まで
有難う 大好きだったよ。 ずっと
もっと生きたかったな こんなに
早いとは思わなかったよ。 髙地 を
もっと愛せばよかった。 夏祭り
行きたかったな、クリスマスデートも
したかったし、いつまでも髙地の傍
に居たかったよ。でも俺はここまでみたい
最後に抱きしめたかったなぁ、愛してるよ
ジェシー より 。】
俺は涙が溢れて止まらなかった。
樹は俯きながら、俺を見つめていた。