第42話

83話
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2025/04/03 10:02 更新







side.蚕汰炉

遊雩くん達は別の所で戦闘。
そして俺の目の前では、
俺の黒い影に寄ってきた妖の相手をしている
湊禿くんと爛くんが。


如何することも出来なくて、彼らのコトを見守ることしか出来ない。
そんな自分に吐き気がして俺は如何することも出来ないまま
彼らを見守る。
六妖 湊禿
ぅ"……ッ、ドサッ、
六妖 爛
おりゃーっ、!!ドゴォォン!
「グワァァァァ!!!」
羽等星 蚕汰炉
だいじょ、ぶ……、?
六妖 湊禿
っ……だいじょうぶ、だし、!!
やっぱり、、影が大きかったから、
まだまだ身体が小さい湊禿くんは
爛くんみたいに身体を上手く使えないのかな、


何処か哀しそうな顔をしているように見えた湊禿くん。
如何すれば彼を救えるんだろう。

でも、自分のことですら自分で救えない俺に
そんなことをすることは出来ない。
六妖 海來采
よっと……、あれ、羽等星家の人?
アブナイで?うちの末っ子達は強いけど……
六妖 海來采
……湊禿くんは無理して作った強さ。
爛々は生まれ持った強さ。
六妖 海來采
……ほら、ちょっと場所を移動しようか。
あの子達は、人を守りながら戦うことになれてない。
そう言って少し離れたところに連れて行ってくれた海來采くん。
そう、彼はどこか哀しそうな表情をしていた。


神の隙間から見えた、
見えてはいけないであろう顔。
その顔は俺が今までに見た人よりも綺麗だった。


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