第26話

♪26♪AT LAST
79
2018/12/22 04:23
ふわぁーっ
なんか、疲れたな...
ピロンッ!
わわっなに...
スマホがなってる
TO-MA
TO-MA
わるい、勝手に追加した。
黒木だ
....どっから追加した?
柚乃♪
柚乃♪
えっと上川です...どこから追加しました?
TO-MA
TO-MA
ああ、花野から
花野だってさ。学校では、凉音だったのにね
あー卑屈になってる
ダメだな...私。
柚乃♪
柚乃♪
なんかあったんですか?
TO-MA
TO-MA
いや、ただなんとなく。
コンクールの話でもしようかと。
またかぁ...と思わなくもない。
学校で嫌っていうほど話し合った話をするのはあんま気持ちよくない。
TO-MA
TO-MA
出ることになっただろ
やっとスタートだ。
そう、私達は結局コンクールに出ることになったのだ。
凉川くんのファインプレーで1年生の意見は無事まとまったのだ。
それからは、もともと出たかった透馬先輩と七海先輩を加えて多数決。
気になることといえば、玲奈ちゃんとゆなちゃんが不満げだったことくらいかな....
思ったよりスムーズだった。
柚乃♪
柚乃♪
がんばりましょうね!
TO-MA
TO-MA
あぁ...まずは曲決めか...
どうすっかなぁ...
柚乃♪
柚乃♪
難しいですよね...
正直、曲ないんじゃないかとすら思っている
パーカスいないし、まとまりの無さすぎる編成だし...
TO-MA
TO-MA
どの部門に出るかも決めないといけないしな
柚乃♪
柚乃♪
そーいえば、体育祭!
どうするんですか⁉
TO-MA
TO-MA
あーそれもか...
そうなのだ。コンクールの話が解決したあと七海先輩がいったのだ。

   「体育祭、練習してるよね?」
....そのあとにおちた沈黙については書くべきではない。
七海先輩がいなかったら大惨事になるところだった。危ない
TO-MA
TO-MA
週末に2年で楽譜用意するよ...
先輩のげんなりした顔が浮かんだ。
大変だろうな....
柚乃♪
柚乃♪
すみません、行けなくて...
まだ、1年生は仮入部期間で土日は行けないのだ。
TO-MA
TO-MA
いいよ。大丈夫...
すみません。先輩、お疲れ様です。
柚乃♪
柚乃♪
すみません、これから塾なので失礼します
TO-MA
TO-MA
ん、またな
またなって言葉が嬉しかったのは事実だ。






読んでくださってありがとうございました!
あとがきカットします

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