第4話

~3話~
885
2018/11/18 16:41
~翌日 教室にて~
星宮あなた
星宮あなた
神山くん!
私ね、重岡くんと付き合うことになったの!
神山智洋
神山智洋
へぇ…
星宮あなた
星宮あなた
ありがとう!
神山くんのおかげだよ!
その幸せそうな顔をずっと見ていたい
だけど
神山智洋
神山智洋
お前の名前 なんだっけ
星宮あなた
星宮あなた
あ、私 星宮あなた!
よろしくね!
神山智洋
神山智洋
あなた
神山智洋
神山智洋
俺 お前が好きだ
女子生徒
キャー!
星宮あなた
星宮あなた
え!?
女子生徒
どういうこと!?
星宮あなた
星宮あなた
ちょっと!私 彼氏できたから!
好きになったもんは仕方ねぇだろ
神山智洋
神山智洋
_あなたのピンを外す_
欲しいものなんか何もなかったけど
神山智洋
神山智洋
これ 見つけてやったんだからデートしろ
星宮あなた
星宮あなた
ちょ、彼氏いるって!
神山智洋
神山智洋
知らねー
ごめんな。俺はお前が欲しい。
星宮あなた
星宮あなた
彼氏…っ
重岡くんいるし!
神山智洋
神山智洋
デートしたら返してやるよ
星宮あなた
星宮あなた
は!?
神山智洋
神山智洋
_電話をかける_
プルルル
神山智洋
神山智洋
もしもし俺だけど
今から車1台出して
_電話を切る_
星宮あなた
星宮あなた
え!?ちょ、今から!?
神山智洋
神山智洋
おい。正門行って車乗るぞ
神山智洋
神山智洋
おう。
神山智洋
神山智洋
ほら、行くぞ。_あなたの腕を引っ張る_
星宮あなた
星宮あなた
あ、ちょっ
車の中
星宮あなた
星宮あなた
神山くんちはお金持ちなの?
神山智洋
神山智洋
お金持ちって笑
両親が頑張って働いてくれてるからね
星宮あなた
星宮あなた
っていうか授業!
さぼっちゃうなんて、、、
なんだよ
ほかの女子ならキャーキャー言うのに。
~街中~
ほら見ろよ
男性
君ちょっといいかな?
こういう者なんだけど
神山智洋
神山智洋
あ、大丈夫です。
なのに 何で
星宮あなた
星宮あなた
このお店かわいいー!
なんで あいつはああなんだ
そんなに俺に興味が無いか?
神山智洋
神山智洋
入ればいいだろ
ガチャ
星宮あなた
星宮あなた
わぁ
星宮あなた
星宮あなた
かわいー!
こいつ…
ふつーの女子に見えるだけどな…
星宮あなた
星宮あなた
_ネックレスを見ている_
神山智洋
神山智洋
買えば?
星宮あなた
星宮あなた
あっ、あたしっ…
楽しんじゃってたッ
違うよ 違うからッ
星宮あなた
星宮あなた
あたし 重岡くんいるしっ
星宮あなた
星宮あなた
_歩き出す_
神山智洋
神山智洋
おいっこのネックレス…
星宮あなた
星宮あなた
高いからいい!
4600円…
高いのか?
~カフェにて~
星宮あなた
星宮あなた
ここ 飲み物だけで800円もするじゃんッ!
神山智洋
神山智洋
すみませーん
店員さん
はい
神山智洋
神山智洋
何がいいんだよ
星宮あなた
星宮あなた
あったかい物
神山智洋
神山智洋
体が温まるもの何かありますか?
店員さん
ココアなどホットレモンティーはどうでしょうか?
星宮あなた
星宮あなた
じゃあ、ホットレモンティーで…。
神山智洋
神山智洋
他に食べるものは…
神山智洋
神山智洋
いいや オススメの物色々持ってきてください
神山智洋
神山智洋
あ、ここカードで支払いできます?
星宮あなた
星宮あなた
か、神山くん!?
星宮あなた
星宮あなた
沢山頼んでも食べきれなかったらどうするの!
それに割り勘で大丈夫!
神山智洋
神山智洋
いや 俺はあなたが美味しいって言って笑ってくれれば嬉しいから
あの時見たいに笑ってくれるだけでいいのに。
困った顔すんなよ
店員さん
お待たせいたしましたー
星宮あなた
星宮あなた
見てこれ レモンティーに花びら入ってるよッ!
そんなもんでいいのかよ
…そうか
あなたは豪華な物とかいらないんだな…
そんなの 俺 どうしたらいいんだよ。
振り向かせ方がわかんねぇよ。
カラン)店を出る
星宮あなた
星宮あなた
ねぇ、もういいでしょ?
星宮あなた
星宮あなた
ピン返してよ
神山智洋
神山智洋
ああ
あなたにピンをつける
神山智洋
神山智洋
悪かったな。付き合わせて 帰ろう
星宮あなた
星宮あなた
え…神山くん…
他の女とは価値観とか考え方が全然違うあなた。



っつーか俺があなたを好きなのもしかしたら勘違いかもしれないし

神山智洋
神山智洋
乗って…って
神山智洋
神山智洋
えっ…
神山智洋
神山智洋
あなた…!
やっべぇ。考え事して速く歩いてたら置いてきちまった
神山智洋
神山智洋
あっ
くっそ、連絡先聞いとけば良かった
しょうがねぇ。


_走り出す_
どこだよ アイツ ちっさいからわかんねー。

どこだよ!あなた!
星宮あなた
星宮あなた
…山くん!
神山智洋
神山智洋
今 あなたの声…。
星宮あなた
星宮あなた
み山くんっ
あっちからか!
_走り出す_
星宮あなた
星宮あなた
神山くん!
ッいたっ
_あなたの腕を掴む_
星宮あなた
星宮あなた
良かった いたぁ _涙目_
星宮あなた
星宮あなた
あ、焦ったー。
会えなかったらどうしようかと思ってたよ…
神山智洋
神山智洋
…よく見つけたな…
こんな人混みの中
星宮あなた
星宮あなた
だって、神山くんカッコイイよくてキラキラしてるからすぐにわかっちゃう!_ニコニコ_
俺を見て安心したあなたの顔がこんなにもッ嬉しいなんて…。_あなたに抱きつく_
星宮あなた
星宮あなた
ちょっ、神山くん!!
_神山くんの事を突き放す_
星宮あなた
星宮あなた
っ…_困った顔をする_
(ズキ
なんで…
重岡大毅
重岡大毅
あれ?星宮?
重岡大毅
重岡大毅
びっくりした、なんでここにいるの?
星宮あなた
星宮あなた
重岡くんこそ なんで…
重岡大毅
重岡大毅
部活部活!
サッカーの試合なんだー!
重岡大毅
重岡大毅
てか、大丈夫?星宮、顔赤いぞ?
星宮あなた
星宮あなた
あ、、
重岡大毅
重岡大毅
星宮のクラスメイトの人だっけ?
重岡大毅
重岡大毅
どうかした?
星宮あなた
星宮あなた
っ…
ウソくらい付けよ
神山智洋
神山智洋
…俺がッ
神山智洋
神山智洋
俺が振り回したんだ。
買い物付き合って欲しくて。
俺 女の好みとかよくわかんないからさ。
神山智洋
神山智洋
そしたら、色々なとこに振り回してそしたら、ちょっと具合が悪くなったみたいで、、。
神山智洋
神山智洋
ごめんな。
重岡大毅
重岡大毅
そっか…。
重岡大毅
重岡大毅
今度は俺とも遊んでよ!
神山智洋
神山智洋
っ…
男子生徒
重岡ー行くぞ!
重岡大毅
重岡大毅
あ、うん
重岡大毅
重岡大毅
じゃあな!
星宮 後でLINEするからな!
~重岡が去っていく~
神山智洋
神山智洋
すげー良い奴っぽいな…
星宮あなた
星宮あなた
ぽいとかじゃなくて
本当に優しいの。
星宮あなた
星宮あなた
だから、重岡くんの周りにはいつも人はいっぱい居て
星宮あなた
星宮あなた
サッカーも上手くて中学の時ずっと レギュラーで、
星宮あなた
星宮あなた
…だから
だからアイツがいいって?
~翌朝~
神山智洋
神山智洋
おはよ
星宮あなた
星宮あなた
っ…おはよっ…
逃げることないだろ
女子生徒
ねーあなたー
女子生徒
昨日神山くんとどうだったの?
星宮あなた
星宮あなた
…どうもなにも
星宮あなた
星宮あなた
私じゃ神山くんの相手にならないと思うよ。
勝手に決めんなよ。
ムカつく
女子生徒
あっ神山くん。おはよっ!
女子生徒
おはよー。
同じ教室で目も合わさない
こっち見ろよ
俺はどーすればいいんだよ。あなた。
~掃除時~
男子生徒
あれ?
女子生徒
どしたのー?
男子生徒
何か降ってる、、。
あなた。
俺にもお前の笑顔を見せてくれよ
_自分の教室の窓から花びらを落としている。_
こっちを見ろよッ…
星宮あなた
星宮あなた
_上を見るがすぐに目を逸らす_
女子生徒
神山くんッ!
あなた。見てくれよッ。
どうしたら俺の事見てくれるんだよ。
~ある日~
神山智洋
神山智洋
俺 サッカー部に入ります。
俺のこと







































































































































少しでもいいから見てくれよッ…。

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