第3話

第一章 2
416
2018/12/29 13:45
お昼ご飯も食べてから集合だったから、街に行っても特にすることがなかった。
あなた
何するー?
琉惟
何もすることねぇーなー笑
と、ふらふらしていて、店から出ようと2階から1階へエスカレーターで降りた時。
目の前に、、
琉惟
うわっ、最悪。
あなた
え、うわ。マジか。
友人1
あれあれ??なんで2人で居んの?
友人2
もしかして、そーゆー?
あなた
ほんとに違うから!!
琉惟
マジで違う!!
誰もが会うと一番めんどくさい関係であろう、女子のクラスメイトに会ってしまった。

その場を誤魔化し、抜け出し、とりあえず外に出た。
琉惟
ちょい、コンビニ行こ。
あなた
うん。
琉惟は、口止めのためにお菓子を買うと言い出したのだ。正直、お菓子で口止めってって思ったけど、琉惟はバカだから仕方ないかと思って、何も言わずに見ていた。
琉惟
よし、あいつらのとこ行くぞ!
あなた
おーう!
友人1
あれ?どした?
琉惟
これで、口止めを。。
あなた
お願い!!
友人2
んー、受け取るのはあれだから、黙っておいてはあげるよ笑
2人
ありがとうございます!!!
なんとか、口止めはしてもらえることになった。

特にすることもなかったため、街から帰った。




その日の夜。

【LINE】
あなた
あのさー、返事なんだけど
琉惟
うん
あなた
うちでよければ、お願いします!
琉惟
マジ!?
よっしゃー!!


人生で初めての彼氏ができた瞬間。
この瞬間が来るのは、もっと後でも、いや、もっと後の方がよかった。

このときは、本当に好きでいてくれたのかな。
そんなことも聞けなくなるなんて。

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