阿部side
俺が、実はあっち系の漫画を書いている、とカミングアウトすると、何故か佐久間は目を輝かせた
まさか、そこまで褒められるとは思ってなかったので少し照れてしまう
目の行き場を失ってめめを探すと、俺の書いた漫画を見て顔を真っ赤にされていた
そりゃあそうだ、今書いてるのは行為の中でもいちばんクライマックスのシーンで、普通に激しい
佐久間が異常なだけで、正常な反応はめめだ。
突然変なことを言い出したと思ったら、俺の書いた漫画を凝視し始める
それもそれで恥ずいんだけど………
少し落ち着いた時間が来ると思ったら、突然の佐久間の爆弾発言
流石に俺の部屋が静まり返った。
別に、質問は別にいいんだけどっ……
漫画関係にして欲しいなぁ………
だって、まさか俺のとある秘密なんて言えないし
佐久間もめめも、まさか俺が__________なんて思ってないだろうから。
🦑🪸📯
…あれ?想定は綺麗にまとまるはずだったのに……
あんまりまとまらんかったな……(
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。