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第2話

愛する人
《テオくんside》





じんたんが亡くなった矢先

途方に暮れる暇もなく降り掛かってくる仕事。





本当は " じんたん " という余韻に浸りたいのに

それすらさせてくれないまま

神様は時間を、そして人々を動かしていく。





気力なんて起きないし

誰かのために自分を犠牲にする意識なんてない。





それほどに俺の心は疲れていた。





神様なんだから

人の心の状態くらいは分かってくれると思ったのに。





それでも俺は逆らわずに

その時間と人々の流れに合わせて

笑顔を作り、自分を作り、心を作り。





自分でも自分が心配になった。





もし俺が何もする気が起きなくなって

じんたんの跡を追いかけるようなことをしたら?





でも本当は俺も分かっている。





神様はそれすらさせてくれない。





俺に勇気すらくれない。





だから俺は

今までにないくらい単調な人生を

ただ単に、だけど精一杯、生き抜いている。





この先きっと

俺が恋をすることはないんだろうな。





こんなに心が疲れているのは初めてだから。





でもこれじゃ、かっこ悪いからさ。





ちょっとかっこいい言い方させてよ。





俺はこれからも

" じんたんだけ " を、愛し続けるね。





.





.





____ good bye my sweet love bye‐bye .

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ぴぃち
ぴぃち
どうしようかな〜..って、
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