『…最近、元気ないの…??あなた、、、』
彼氏のじんくんは心配そうな顔で私を見つめてきた。
最近、友達とうまくいってない。
だから、食欲もないし、元気もない。
でも、じんくんに心配をかけたくないから
わざと元気に答えた。
『ううん、そんなことないよ!!
全然元気だよ…!!』
そしたら、じんくんは暗そうな顔をして
私に抱きついてきた。
『俺の前では強がらなくていいんだよ…』
なんでそんなこと言うの…
泣いちゃうじゃん…
私はじんくんの背中に手を回して泣いた。
『大丈夫、大丈夫。』
じんくんは私の背中をゆっくり叩いた。
じんくんは暖かくて安心した。
__今日もじんくんに恋をする__
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。