辰馬も宇宙へ行ってしまい。
鬼兵隊やその他の兵士たちの数も少なくなっている
この戦、いつ終盤になるのかね
私は階段に腰をかけ空を眺めていた
すると横から辰馬の声が聞こえた
私が横を見たがやはり辰馬はいなかった
その通りだよ
辰馬
やっぱり落ち込んでる時には馬鹿が最適だわ
私も!いつまでも落ち込むのはやめよっ!
私は立ち上がり体を伸ばす
そうしているとある兵士が一人私のところへ駆けつけてきた
私はただ真っしぐらに天人がいるとされる場所まで走っていく
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私は強くなるため松陽に鍛えてもらっていた
松陽との勝負はいつも負ける
松陽はそういうと私の頭に手を乗せた
そういうと松陽はいつものように笑い私を撫でた
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トットットッ
私は息も忘れるほど走り続けた
森を抜けると天人達の所にたどり着いた
戦う範囲も広くはない
崖っぷちにおまけに海だ
「「「「「「おお!!!!!」」」」」
すると天人達は私の方に向かってくる
私はそう呟くと刀を抜き構える
チャキッ
この銀色に光る刀はまるで私の心のように赤く染まるのかな
駆けてくる天人達の首や身体を斬っていく
どんだけやっても数が減らない
私はある天人の顔を踏み台とし一気に飛び上がった
懐から桂にもらった爆弾を取り出し密集している所へ投げ入れる
ドォーン!!!
大きな音を立てて天人どもが吹っ飛んでいく
すると森の奥から何か聴こえてきた
私達の部隊はわずかな人数ながらも天人達を殺っていった
グサっ グスッ ブサッ グサッ ブスッ
私は後ろを振り返ると鬼兵隊のみんなや他の兵士たちも槍のようなもので心臓をひとつきに刺されていた
その中で生き残ったのは
私 銀時 桂 高杉 だけだった
すると桂と高杉が奈落達によってとり押さえられた
するとあの気配の奴が近づいてきた
すると男は私の首に槍の取手を当て首を絞めてきた
私は必死に槍を離そうと抵抗するも力がなかった
私はそこで意識を失った
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。