今日は座学だ
いつもなら休んでいる銀時も今日は授業に出ていた
寝てるがな
それに対して高杉や桂たちは来ているから尊敬する
私はただ用紙を見つめ真剣に考えていた
私は高杉達の方を見るとすらすらと筆を動かしていた
考えるのはやっ!何書いてんだろう、
こうして私は何も書けずに座学が終了した
その日の夜私は風呂から上がり縁側で座っていた
相変わらずの笑顔だな
松陽はそう言うと私の隣に腰をかけた
すると松陽は私の頭に手を乗せて撫でてくれた
私は思った
私は松陽みたいになりたいんだ
強くて。優しくて。賢くて。
松陽みたいに笑顔で人を守り後押ししてくれる様な者に、
私は次の日の座学
昨日の続きをするとのことで真っ先に筆を動かし文字を書いた
松陽は私の頭を撫で
いつも以上に笑顔だった
それが私はなりより嬉しかった
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!