第6話

皆んなで笑うと楽しい
8,131
2020/12/31 08:12
次の日
坂田銀時
また来たのか、
高杉晋助
俺と勝負しろ
やはり来たか高杉くんよ
今度こそ勝てそうな気がするが果たしてどっちが勝つのかねェ
あなた

....っん?

私は何かに気がついた
あなた

桂何してんの..?

そう桂がおにぎりを作っていたのだ
桂小太郎
ん?見ての通り握り飯を作っているだけだぞ?あなたも握るか?
あなた

いや!いつの間にか入ってきた!どうやって持ってきた!?

桂小太郎
普通に持ってきたのだ!
あなた

すげぇ、桂だけは真面目なのかと思ったがやはりうつけバカ者だったとは

桂小太郎
馬鹿は高杉だけで十分だ!
あなた

いやそれ高杉に酷過ぎだろ!

私たちが言い合っていると門下の一人が話してきた
門下1
なぁ!あなた審判してくんね!
あなた

え!?

門下1
どうも今日の2人が怖過ぎてよォ、
と、言われたので2人を見てみるといつも以上に睨み合っていた
あなた

わぁお

あなた

そこはどうか頑張れ!松下村塾の門下としてよっ!

と両肩を叩いて励ましてやった
門下1
、、はぁ、わかったよ
あなた

おー!頑張れー頑張れー!

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そしていつも以上の緊張感が稽古場を覆った
あなた

.....

私は桂がおにぎりを作っている横でただ見ている
あなた

(さっ、高杉くんはどこまで成長してるのかなー)

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門下1
始めっ!
高杉と銀時がどんどん技を決めていく
両者ともその技を避けつつ攻めに入ってる
あなた

(すごいなぁ)

すると高杉が銀時の隙を見つけたのか腹部分を突いた
ドォン!
その一本で銀時は吹っ飛んだ
坂田銀時
っぐ!
門下1
一本っ!
皆「わぁああ!」
門下
すっげぇ!
門下
あの銀時に勝つなんてすんげぇよ!
門下
やったな!よく頑張ったよお前!
みんなが高杉の周りを囲んで騒いでいた
高杉晋助
な、馴れ馴れしくすんじゃねぇ!俺とお前らは同門か!?
吉田松陽
あら
吉田松陽
そうじゃないんですか?
みんなが振り向いたそこには松陽が立っていた
吉田松陽
てっきりもう うちに入ったと思ってました
と高杉達の方に近づいていく
吉田松陽
だって誰より熱心に毎日稽古に..いやぁ 道場破りに来てたから
皆「わははっ!」
すると横で倒れていた銀時が
坂田銀時
おぃ!何アットホームな雰囲気に包まれてんだ!そいつ道場破り!道場破られてんの!俺の 無敗神話しょじょまく打ち破られてんの!笑ってる場合か!! 

少しは味方をいたわる気持ちはねっ....
と銀時がほざいていると桂が銀時の肩を抑え
桂小太郎
もう 敵味方も関係ないさ
さっ、みんなでおにぎり握ろう
坂田銀時
敵味方以前にお前誰よ!?なんで得体の知れねぇ奴が握ったおにぎり食わなきゃならねェんだ!
桂小太郎
誰が食っていいと言った!握るだけだ
坂田銀時
なんの儀式だ!!
吉田松陽
あっ すみません。もう食べちゃいました(モグモグ
坂田銀時
はやっ!
桂小太郎
はやっ!
皆「あはっは!あはは!」
吉田松陽
あははっ
高杉はみんなが笑っているのを不思議そうに見えていた
つい私もその光景が面白く笑っていた
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高杉晋助
っ、あははっ!
皆「あはっはっ!ははっ!」

















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