次の日
やはり来たか高杉くんよ
今度こそ勝てそうな気がするが果たしてどっちが勝つのかねェ
私は何かに気がついた
そう桂がおにぎりを作っていたのだ
私たちが言い合っていると門下の一人が話してきた
と、言われたので2人を見てみるといつも以上に睨み合っていた
と両肩を叩いて励ましてやった
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そしていつも以上の緊張感が稽古場を覆った
私は桂がおにぎりを作っている横でただ見ている
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高杉と銀時がどんどん技を決めていく
両者ともその技を避けつつ攻めに入ってる
すると高杉が銀時の隙を見つけたのか腹部分を突いた
ドォン!
その一本で銀時は吹っ飛んだ
皆「わぁああ!」
みんなが高杉の周りを囲んで騒いでいた
みんなが振り向いたそこには松陽が立っていた
と高杉達の方に近づいていく
皆「わははっ!」
すると横で倒れていた銀時が
と銀時がほざいていると桂が銀時の肩を抑え
皆「あはっは!あはは!」
高杉はみんなが笑っているのを不思議そうに見えていた
つい私もその光景が面白く笑っていた
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皆「あはっはっ!ははっ!」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。