第21話
人の優しさに漬け込んで悪用するのはやめろ
銀時におぶってもらったまま邸に着いた
私は銀時の背中から降りて桂に報告をする
そう言って私の頭に手を置いて撫でてくれた
松陽の手みたいに暖かくて居心地が良かった
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次の日
私達は援軍がくるという知らせを受けて1日早く基地を離れた
道中
高杉は私の頭を掴みぐるぐると回してくる
そんなことを言いながら目的地まで向かって行った
やっと目的地まで着いた
もう周りも暗くなっている
「「「「はいっ!」」」」
私は邸の中で寝るより屋根の上で寝るほうが好みになってきた
私が目を擦りながら屋根に登るとそこには高杉がいた
私は高杉の隣に腰をかけ寝転んだ
そして私は眠りについた
私は眠りについていた。吹く風で肌寒く感じていた体が
次の瞬間暖かく包み込まれている感覚がした