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第73話

楽しく馬鹿やって飲める酒が一番だ
鳳仙
貴様 
 誰だ
坂田銀時
なァに
ただの女好きの
遊び人よ
晴太
ぎっ
銀さァァァン!!
坂田銀時
...
何してんだ
アホんだら
俺はいいからさっさと行け
銀時は
手を払うように応えた
晴太
.....でも
行ってもいいの?
血もつながってないのに...
オイラみたいな
汚いガキが
あんなキレイな人....
母ちゃんって...
呼んでもいいの?
坂田銀時
さんざん
ぬかしといて
何言ってんだ
てめーは
あなた

晴太くん、呼んであげな。
腹の底から
『母ちゃん』って

晴太
.....
すると晴太くんは日輪の方に目をやり

扉を通って近づいていくと
晴太
か...
晴太
母ちゃ....
日輪
.....いいのかい
日輪
血もつながってないのに
こんな....薄汚れた女を
母ちゃんなんて
呼んでも...
晴太
.....
母ちゃ...ん
日輪
...いいのかい
今まで...アンタに
何もしてやれなかった私を...
母ちゃんなんて呼んでも
晴太
....母ちゃん!!
日輪
いいのかい
私なんかがアンタの
母ちゃんになっても....
晴太
母ちゃんんんんんん!!
晴太くんは泣きじゃくりながら日輪の元に駆けていく

日輪も晴太くんの方を振り返ると

涙を流しながら

二人は抱き合った
日輪
晴太アアアアアア!!!
晴太
母ちゃんんんんん!!!
二人の泣く声が響き渡る
神威
....アレは
あの時いた
 へぇー
生きてたんだ
横で神威がそんな事を言っていた

全く何言ってんだこいつァ
鳳仙
...そうか
貴様が童の雇った
浪人
わしの吉原まちを好き勝手
やってくれたのはぬしか
鳳仙
やってくれたではないか
坂田銀時
好き勝手?
冗談よせよ
俺ァ
女の一人も 
買っちゃいねーよ
鳳仙
そうか
ならばこれから
酒宴を用意してやる
血の宴をな
坂田銀時
過分な心遣い
ありがたいが
そいつは遠慮するぜ
ジジィのV字の生え際
見ながら酒飲んでも
何にも旨かねェ
坂田銀時
こんな所で酒飲んだって何も
旨かねェ
男は極楽
吉原桃源郷
たしかに
大したもんだ
よくまァこれだけ
あちこちから別嬪さん
集めてきたもんだよ
坂田銀時
だが
どんだけ美女を集めようが
どんだけ美酒を用意しようが
俺ァ てめーの
吉原くにで酒なんざ
一滴足りとも飲まねェ
坂田銀時
鎖で繋がれた
女から酒なんて注がれても
何にも旨かねーんだよ
坂田銀時
鎖で繋がれた
女から酒なんて注がれても
何にも旨かねーんだよ
坂田銀時
ババアだらけの
薄汚ねェスナックでも
笑って酌してくれんなら
俺ァ
それがいい
坂田銀時
悪辣なキャバ嬢が
はびこる
ぼったくりバーでも
酒飲めるなら
俺ァ
それがいい
坂田銀時
美女も美酒も
屋根さえねェ
野っ原でも
月見て安っすい酒飲めるなら
俺ァそれがいい
すると銀時は腰にある刀を持った
坂田銀時
女の涙は
酒の肴にゃ
辛過ぎらァ