そう、私が目的としていた場所は
【万事屋銀ちゃん】
兄が居る場所だ
なんで来たかって??決まってんだろ
なんで何も言わずに離れていったから事実を知るためだよ(桂もだけど)
とりま、インターホン鳴らそ
私は階段を上りドアの前に立ち
インターホンを押したが中から何も返事が来なかった
ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピンポンピピピピピ←(高速連打)
ガラッ
ピンポン連打を繰り返していると銀時が出てきた
銀時は目を丸くして驚いていた
すると銀時はまた
部屋の方に帰っていこうとする
私はそんな銀時の首根っこを掴んだ
銀時が言いかけたその時
と女の子は私に近寄って頭の先から足の先まで
しっかり眺めた
そして私は中にお邪魔させてもらいソファに腰を掛けた
するともう一人眼鏡の男の子がお茶を出してくれた
すると銀時が玄関先から戻ってきて社長机みたいな所に腰を掛けた
そう言うと銀時は椅子をクルッと動かし、、後ろにいる窓から溢れでる太陽を見ていた
私は銀時の頭にクナイを投げた
銀時が机に倒れてピクピクしているなか
私は女の子と男の子に自己紹介をした
ニコニコと元気な子どもらしい笑みを
浮かべて話す神楽
やん!きゃわ!
照れた顔で笑う新八くん
可愛いなぁ!年下!
あの沖田くんもこんな感じを見習え!全く!
私は新八くんが入れてくれたお茶を飲み干すと銀時からクナイを引き抜いて
玄関へと向かった
悲しそうな顔で見ている神楽
松陽が連れられて行くときの
私のようだ
もうあの頃と同じにしたくない、、、
そう言うと私は万事屋を後にした
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!