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第71話

感動の再会
晴太
こ....
ここに母ちゃんが
神威
..八年前
君を逃がそうと吉原から
脱出し
鳳仙に捕まった時から
君の自由と引き換えに
日輪の自由を奪われた
神威
花魁なんて名ばかりのただの飾りさ
鳳仙は日輪かのじょ
客寄せパンダとして
使う以外はここに
閉じ込め客もとらせず
認めなかった
神威
吉原ここで腐って
死んでいく事を
日輪に強いたんだ
神威
いや
日輪自身がそれを選んだと
言っていい
神威
君を護ために
あなた

.....
(護るため、、か、松陽もそのために、、私達を、いや、やめとこう。)

神威
それでも君は
ここに来た
日輪が君を護るために長年
耐えてきた辛苦も
覚悟も無駄にして
危険を冒してまで
神威
それでも日輪かのじょ
会いにきた
神威
君にも
君の覚悟というものが
あるんだろう 
ここから先は
君の仕事だよ
すると晴太くんは扉に触れようとした時
日輪
帰りな
日輪
ここに
アンタの求める
ものなんて
ありゃしないよ
日輪
帰りな
晴太
かっ....
母ちゃん!!
母ちゃん
なのか!!
すると晴太くんは扉を塞ぐ板を外し

必死に扉を開けようとした
晴太
開けてくれよ!!
オイラだよ
分かってんだろ
アンタの息子の
晴太だよ!!
日輪
私に息子なんていやしないよ
あんたみたいな
汚いガキ
知りゃしない
晴太
なんで汚いガキって
知ってるんだよ
晴太
見てたんだろ
オイラがいっつも
下からアンタを見ていた時
アンタも....オイラのこと
見てたんだろ
晴太
何度叫んでも
答えてくれなかったけど
ホントはオイラを
巻き込むまいと
晴太
必死に声が出そうになるのを
我慢してたんだろ!!
晴太
........
晴太
母ちゃん
晴太くんは震えた声で言った
晴太
オイラ...
なんにも知らなかった
母ちゃんがこんな所で
苦しんでるなんて
晴太
なんでオイラ
ばっかりこんなに
不幸なんだろうって
じーちゃんと貧しい生活をしてた時も
晴太
じーちゃんが死んで
ひとりぼっちになった時も
全部オイラを捨てた母ちゃんのせいに
してた....
晴太
オイラなんにも知らなかった
なんにもわかっちゃいなかった
晴太くんは扉に手を当て
晴太
母ちゃんが
ずっとオイラのことを
護っててくれたなんて
その目には沢山の涙を溜めていた
晴太
.....
晴太
今度は
オイラの番だ
すると晴太くんは扉に体をぶつけて

こじ開けようとした

ドンドンという音が響き渡る
晴太
今度はオイラが!
母ちゃんを吉原ココから
救い出す!!
晴太
今度はオイラが母ちゃんを護る!!!
晴太
もうこんな所に置いていったりしない!!
今度こそ一緒に
吉原ココから出るんだ!!
晴太
母子おやこで一緒に
地上うえに行くんだ!!
晴太
だから母ちゃん.....
ここを開けてくれ!!
お願いだ母ちゃん!!
母ちゃん!!
晴太
かっ....
日輪
やめとくれ!!!
晴太くんが呼ぼうとした時

日輪は声を張り上げ発言した
晴太
....かっ
母ちゃん
日輪
アンタの母ちゃんなんて...
ここにはいない
そう言ってるだろ....
すると後ろからただならぬ気配を感じた
鳳仙
そんな事はあるまい
あなた

っ!!

晴太
!!
鳳仙
そんなに
会いたくば
会わせてやろう
鳳仙
このわしが
晴太
ほっ...鳳仙!!
神威
あちゃー
見つかっちった
鳳仙
連れていくなら
連れていけ
すると鳳仙は懐から黒い物を投げた
鳳仙

それがお前の母親だ
投げられた物は

真の晴太くんの母親であろう

髪の束だった