高杉が私の腰に手を添えて
普通に座った体制に直し
私の顔に手を添えて
なお、キスシーンなどが嫌いな方は下がってください【R指定じゃないようにする】
キスを迫ってきた
高杉の顔があと数センチでくっつきそうな時
私は咄嗟の反射で高杉を突き放した
そう言うと高杉の頬に少しだけのキスする
すると高杉がまた私の頬にを添えて
キスを落とした
そうだ高杉は成長したんだ、、
いつでもあの時のような高杉じゃないんだ、、
私はその時に
危機察知能力が発動して
急いでベッドを降りて
ドアの方へ向かった
だが高杉にそれを止められ
私の腕を掴み
引き寄せた
高杉は私が逃げないよう
背中に手をまわし
また唇を重ねた
高杉の胸板を押すが
びくともしない
「高杉」と名を言おうとして
口を開けていたら
高杉の舌が口内へ入ってきた
必死に自分の舌を引っ込めるが
高杉はそれを無理矢理絡ませてくる
声を出してやめてくれるように言おうとも
舌を入れられていて
喋れない
高杉の唾液と私の唾液が
口から垂れる
するとまた高杉は顔を近づけた
私が舌を出すとまたそれを絡めてくる。
何度も何度も。角度を変えて
高杉はそう言い残し、部屋をあとにした
私はさっきの恥ずかしさと疲れで
床に倒れるように座った
すると後ろに何かの気配を感じ
そこにはエリザベスの姿があった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。