第24話

また明日
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2018/10/14 04:02
ユンギ
ユンギ
本当に大丈夫なのかよ。無理してたらそのうち可笑しくなるぞ
あなた

大丈夫。今だけだから。

そう言うとユンギは静かに頷き、車のエンジンをかける。
















すぐに家に帰ってお風呂に向かった







とにかく早く血の匂いがする自分の体を洗いたかった










自分だって分かってる。人殺しには向いていない。






あの時、テヒョンが人を殺してるのを見た時大丈夫だったのに目の前で見ると恐怖しか無かった。







殺し屋の目。ユンギもテヒョンもきっと皆も、あの目をする






ギラギラと光る目。そして、目の前には赤黒い血





何故かお風呂場でフラフラして、急いでお風呂から出た

フラフラした足取りで部屋に戻ろうとするといきなり頭がグラッとして
リビングのソファにドサッと倒れ込むかのように座り、よっかかる。
目をぎゅっと瞑った






でも、痛くなくて目を開けると目の前には
あなた

はぁ。

テヒョン
テヒョン
ヌナ、大丈夫!?
??
ヌナ、大丈夫?
あなた

テヒョン。

テヒョン
テヒョン
とりあえず部屋行こ!
テヒョンにお姫様抱っこされて、テヒョンの部屋のベッドにおろされた
テヒョン
テヒョン
ヌナ、どうした?体調悪い?
あなた

大丈夫。ごめんね、すぐ部屋に戻るから

テヒョン
テヒョン
いいから!ここに居て?俺ソファで寝るから今日はゆっくりして?明日、話そ?
あなた

分かった。ありがとう

そう言って、意識を手放した

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