第8話

おなじ話②
862
2018/04/16 10:31
※話が逆になってます。すみません。
第9話から読んでください。




ある日俺は久しぶりにスカイハウスに入った。
少し時間が必要だった。
俺はこの家が好きで、

あいつといっしょにいたこの部屋が大好きで




俺はスカイハウスに引っ越した。




もちろんあいつの部屋には 
あいつの物たちや写真を置いて
あいつの匂いがする。
居心地がいい
リビングのカーテンが揺れた。
テオ
どこにいるの?
じん
窓の側にいるよ
テオ
何をしてるの?
じん
なんにもしてないよ、
テオ
そばにおいでよ
じん
今行くから待って
テオ
話をしよう
じん
いいよ、
まず君から




そこにいる、


あいつがいる。
テオ
どこにいるの?
じん
君の側にいるよ
テオ
何を見てるの?
じん
君のこと見てるよ
テオ
どこへ行くの?
じん
どこへも行かないよ
じん
ずっとそばにいるよ
それから、
俺もあいつを見つめ、




それから、
いつもおなじ話






それからあいつがいるように感じた。
ふとした瞬間に。
でもその存在はだんだん、

薄れていく_________




テオ
どこにいるの?
じん
隣の部屋にいるよ
テオ
何をしてるの?
じん
手紙を書いてるの
テオ
そばにおいでよ
じん
でももういかなくちゃ、
テオ
話をしよう
それから、
あいつは俺を見つめ、


それから、
泣きながら笑った。
あいつの手紙があった。
_______________


テオくん大好きだよ


_______________




俺も、
テオ
大好きだよ、
テオ
じんたん


おなじ話/ef



❃なんか、投稿遅れてるね、最近。
さーせん!テスト期間で…
なんか、ちがうやつでキュンキュン系かいてるからシリアス系書きたくなっちゃったっ(テヘペロ

自分でも読み返して泣きましたね、ほんと。

第二ボタンの方のつづきもちゃんとだすんで、
はい。

byさきいか

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