本当に、きた。
収録って。
昨日クラブ行って次の日仕事?
すごいタフだなぁ。
なんともゆるいやりとり。
なんか本当にほわ~んと
マイペースな人なんだなぁ。
髪型もゆるいパーマで
ふわふわしてる感じだったし。
るぅとくんとのLINEのやりとりは
それっきりで終わった。
既読付かないし、
きっと収録に入ったのかな。
外は晴れてて
気持ちいい。
せっかくの休みなのに
家にいるのがもったいないくらい。
手を伸ばして、伸びをして
髪をまとめて
部屋の掃除を開始した。
最近全くしてなくて
散らかってたからね。
天気いいし、気持ちいいし、
窓全開で空気を入れ替えながら
掃除に没頭した。
掃除始めちゃうと
アレもコレもと
手をつけちゃうタイプで。
気づけば夕方で、日が暮れてきた。
自画自賛。
綺麗になった部屋見て
大満足。
コーヒー淹れて
一息ついて、ぼんやりテレビ見ながら
ゆっくり過ごしていたら
るぅとくんからのまさかのお誘い。
昨日断ったのにまた誘ってくれてる。
この文面じゃ分からないよ。
てゆうか、私、るぅとくんとご飯なんか
行っていいの?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。