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第9話

きゅう












月曜日。


いつもと変わらない朝。


段々と肌寒なって


秋から冬へと季節が移り変わろうとする11月。



















朝の情報番組を観ながら


会社に行く準備をする。


コーヒー飲んで、トースト食べて


メイクして、髪を軽くセットする。



















…見た目も冷めてるもんなー。


莉犬くんの言葉を思い出した。






見た目も、って。


中身も冷めたような言い方だよね。


そんな風に見えちゃうのかな。




















実際、振られたことまだ引きずってるし。


そんなさっぱりはしてないんだけど。






あの時、やだ別れたくない。


って引き止めてたら何か変わってたかな。



















…って考えるのやめよう。


私は振られたんだし。


今更どうこう出来ることじゃない。



















あなた
…はぁ




















朝からなんか憂鬱。


莉犬くんのせいだから。


今日のランチ奢って貰おう。←




















会社に着くと仲の良い同期のユカが


私のデスクに駆け寄って来た。



















ユカ
あなた!今日ランチ!ランチ一緒に行こ!話したいことがあるの!
あなた
…おはよ、どうしたの?




















ユカの目が赤い。


ん?これは、彼氏と喧嘩でもしたのかな?



















ユカ
…ランチの時に話すから。だから、行こうね?
あなた
…うん




















あぁ、莉犬くんに奢って貰うはずだったのに。







パッと明るくなるユカの顔を見たら


何も言えなくなった。






そして私の気も知らず呑気に


フロアに入って来る莉犬くん。



















莉犬くん
おはようございまーす。あ、あなたおはよ
あなた
…おはよう
莉犬くん
…なに。朝から暗い顔して
あなた
…別に?




















あんたのせいで朝からテンションガタ落ち。


って勝手な言いがかりだけど。




















莉犬くん
そう?




















平然と仕事に取り掛かる


莉犬くんを見てたら


どうでもよく思えてきた。







私も前に進まなきゃ。


恋がダメなら仕事だ。


仕事で頑張るしかない。


隣にいるこいつ(莉犬くん)には


負けたくないし。







パソコン立ち上げ業務に取り掛かった。