愛騎:ここ、露天風呂もあるみたいだよ!行こうよ!
麗日:うん!
夕食は食べ終わり、クラスの女子皆でお風呂に入っていた。
ここはただの合宿所なのに、露天風呂もあるなんて。
しかも森のど真ん中だから、なんというか、、空気が綺麗なんだよね?!
響香:ヤオモモも愛騎も、、皆、スタイル良すぎでしょ、、
八百万:そんなことありませんわ。、、、あ、でも、愛騎さんはそうですね!
愛騎:えっ、、
三奈:自分でも認めるほどのスタイルの良さ!!
愛騎:い、いや、認めたわけじゃなくてっ、、
葉隠:バスで言ってたこと、私、応援してるよ〜!!
蛙水:手強いわよねぇ、
八百万:愛騎さんなら絶対に好きになってもらえますわ!
愛騎:べ、別に好きとかそういうんじゃないって言ったじゃん?!
麗日:可愛いねぇ〜
愛騎:お茶子ちゃんっ!!
焦凍:、、、守宮って好きなやついたのか?
男子:え。
緑谷:あ〜、、いや、違うかもっていうか、その、合ってるかもしれなくて、いや、違うんだけど、
上鳴:緑谷落ち着け〜でもまぁ、言いたいことは分かる。
焦凍:緑谷と上鳴は知ってるのか?
上鳴:ん?おぅ!いや〜、、軽く失恋したわぁ。
焦凍:上鳴、、守宮のこと好きだったのか?
上鳴:え?!逆に嫌いなやついるか?!あんな可愛いんだぞ?!おいお前轟さんよぉ、、お前女選び放題で美女に耐性あるからって守宮のこと何も感じてねぇとか言わねぇよな?
焦凍:、、、
切島:お、、おいおいおいおい、、轟お前、本気か?!
瀬呂:なんか、、守宮があぁいうのも分かる気がするな。
峰田:いやいやいや、お前ら何考えてんだよ!絶対心の中では轟だってあんなことやこんなこと森見で考えてるに決まってんだろ!!
焦凍:『あんなことやこんなこと』?何のことだ?
上鳴:待ってなんか複雑に言うなよ!!
緑谷:、、、隣に女子いるんだよ、、?そんな大声で話して良いの、、、?
男子:、、、、、あ。
蛙水:愛騎ちゃんいじけないで。
麗日:そ、そうだよ!!
響香:轟はまだ愛騎の魅力に気付いてないだけだから!
三奈:きっといつか気付く日が来るって!
葉隠:そうだよ!愛騎ちゃんにはどうしても隠せない魅力がたくさんあるんだから!可愛いし、頭良いし、実力もあるじゃん!!
八百万:そうですわ!おそらく轟さんは容姿だけではなく、きちんと実力のある方を好むと思います。愛騎さんは当てはまっているではありませんか!しかも、轟さんは恋に疎いですからね、本当はもしかしたらもう意識していらっしゃるかもしれませんわ!
、、、うん、皆必死にありがとうね。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!