焦凍:んっ、、、
愛騎:ビクッ、、お、起きそう、、、!言っちゃダメだよ、言っちゃ!!
八百万:分かっておりますわ!
麗日:愛騎ちゃん!見守っとるよ!
愛騎:あ、ありがとう!
焦凍:ん、、何がだ、、?
愛騎:いや!!なんでもないよ!!
焦凍:そうか、、、お、肩悪ぃな。
愛騎:大丈夫だよ。ニコッ
皆:(お。アタックした。)
焦凍:そうか、それなら良かった。
皆:(ホントに効いてねぇぇぇぇ!!!)
その後、ある場所にバスが止まり、全員が降りた。
そこには何もなく、まぁ、、新鮮な空気でも吸うためかな?
、、、と思っていたら。
知らないヒーロー、、緑谷くん曰く、ワイルドワイルドプッシーキャッツの内の2人がお出迎えしてくれた。
そしてここにいる生徒全員が悟った。
愛騎:、、、疲れそうだね、、倒れないかな、、
焦凍:守宮は体力あるから大丈夫だろ。
愛騎:、、、そういう問題じゃないんだよね。
焦凍:そうなのか?
愛騎:うん、
、、、今関係ないけどさ、やっぱり轟くんって天然だよね。
だからかな、靡かないの。
爆豪くんが靡かないのは、、これはまた別の理由だけど。
私たちはヒーローの中の1人の個性により、崖から土に塗れて落ちた。
幸い傷は無かったけど、、
人を助けるヒーローがこんなことして良いわけ?!手荒すぎるでしょ!!
、、、と内心で悪態をつくがまぁ一応轟くんもいるし、
素顔を知っているとは言え皆もいるのだから、ニコニコしていようと思う。
そこからは本当に大変だった。
ヒーローの操る土魔獣は、威力は脳無と比べたら低いものの、倒しても倒しても出てくるものだから、
個性の疲れというより、、精神的な疲れの方が私は勝っていた。
幸い私にはキャパオーバーがないから、壊れないようにしていれば良いだけ。
他の皆は気持ち悪くなったり、百ちゃんなんて物に変換する脂肪分が減りすぎてしまったり、、
と、皆それぞれまぁまぁ危ない状態だった。
私たちは複数のグループに分かれて戦っていた。
どうせなら轟くんと一緒にいたかったなぁと思ったけれど、
『守宮は強いから他のグループで戦っていた方がいい。個性的にもな。無理はするなよ。』
、、、と、轟くんに言われてしまったので仕方がない。
まぁ、百ちゃんやお茶子ちゃんたちと戦えたから良いけど、、
そしてついに、5時過ぎになってやっと宿舎についた。
昼ご飯を食べることができていなかったから、切島くんや上鳴くんはなんというか、、テンションがすごかった。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。