第40話

四十話
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2021/05/29 20:00
焦凍:んっ、、、

愛騎:ビクッ、、お、起きそう、、、!言っちゃダメだよ、言っちゃ!!

八百万:分かっておりますわ!

麗日:愛騎ちゃん!見守っとるよ!

愛騎:あ、ありがとう!

焦凍:ん、、何がだ、、?

愛騎:いや!!なんでもないよ!!

焦凍:そうか、、、お、肩悪ぃな。

愛騎:大丈夫だよ。ニコッ

皆:(お。アタックした。)

焦凍:そうか、それなら良かった。

皆:(ホントに効いてねぇぇぇぇ!!!)
その後、ある場所にバスが止まり、全員が降りた。

そこには何もなく、まぁ、、新鮮な空気でも吸うためかな?

、、、と思っていたら。

知らないヒーロー、、緑谷くん曰く、ワイルドワイルドプッシーキャッツの内の2人がお出迎えしてくれた。

そしてここにいる生徒全員が悟った。
愛騎:、、、疲れそうだね、、倒れないかな、、

焦凍:守宮は体力あるから大丈夫だろ。

愛騎:、、、そういう問題じゃないんだよね。

焦凍:そうなのか?

愛騎:うん、
、、、今関係ないけどさ、やっぱり轟くんって天然だよね。

だからかな、靡かないの。

爆豪くんが靡かないのは、、これはまた別の理由だけど。

私たちはヒーローの中の1人の個性により、崖から土に塗れて落ちた。

幸い傷は無かったけど、、

人を助けるヒーローがこんなことして良いわけ?!手荒すぎるでしょ!!

、、、と内心で悪態をつくがまぁ一応轟くんもいるし、

素顔を知っているとは言え皆もいるのだから、ニコニコしていようと思う。

そこからは本当に大変だった。

ヒーローの操る土魔獣は、威力は脳無と比べたら低いものの、倒しても倒しても出てくるものだから、

個性の疲れというより、、精神的な疲れの方が私は勝っていた。

幸い私にはキャパオーバーがないから、壊れないようにしていれば良いだけ。

他の皆は気持ち悪くなったり、百ちゃんなんて物に変換する脂肪分が減りすぎてしまったり、、

と、皆それぞれまぁまぁ危ない状態だった。

私たちは複数のグループに分かれて戦っていた。

どうせなら轟くんと一緒にいたかったなぁと思ったけれど、

『守宮は強いから他のグループで戦っていた方がいい。個性的にもな。無理はするなよ。』

、、、と、轟くんに言われてしまったので仕方がない。

まぁ、百ちゃんやお茶子ちゃんたちと戦えたから良いけど、、

そしてついに、5時過ぎになってやっと宿舎についた。

昼ご飯を食べることができていなかったから、切島くんや上鳴くんはなんというか、、テンションがすごかった。

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