そんなときだった。
焦凍:なぁ、
男:?!
男:こいつ、、体育祭2位の轟焦凍だ!!!
愛騎:轟くん、、、!
焦凍:俺らはこれから職業体験に行くんだ。悪いがこいつとお茶に行ってる暇はねぇ。
っ、、、
男:別に少しくらい良いだろ!ヒーロー科志望なんだろー?俺たちの要望くらい叶えてくれても良いんじゃないか?
焦凍:、、、別に、ヒーローは何でも屋じゃねぇんだ。、、、知ってるか?俺たちの行く場所。
男:あ?知ってるわけねぇだろ。
焦凍:、、、エンデヴァー事務所。
男:!!う、嘘だろ、、、!
男:そ、それを早く言えよっ!!行くぞっ!!
男:おぅっ、、、
愛騎:あ、、ありがとう、、
焦凍:、、、あいつは使いたくなかったのに、、な。
愛騎:な、なんかごめんね、、
焦凍:そうだ。守宮、お前、ここは雄英じゃねぇからって無闇に笑顔振りまくの、辞めた方が良いと思うぞ。
愛騎:え、、ど、どうして、、?
もしかして、「お前の笑顔は俺だけに見せて欲しいから、、、」とか?!
焦凍:こういうことに巻き込まれるから。
、、、あっはい、、
そう言えば轟くん、あなたはそういう人でしたね。
愛騎:ソーダネーキヲツケルネー
焦凍:本当に分かってるか?
愛騎:ワカッテマース
焦凍:???
そして、轟くんにエンデヴァー事務所まで案内してもらい、中に入った。
やはりNo.2ヒーローの事務所だけあって、、デカい。
サイドキックとも何度もすれ違うし、もう、、規模が違う。
エンデヴァー:来たな。
愛騎:ご指名ありがとうございます、、
焦凍:、、、
エンデヴァー:焦凍、、お前もようやく分かったか。
焦凍:分かってねぇよ。まだ、、、
エンデヴァー:、、、
愛騎:あ、あの、、ずっと気になってたんですけど、、2人は親戚なんですよね、、、?
エンデヴァー:は?
焦凍:あ、、、こいつ、、いや、エンデヴァーは俺の親父だ。
愛騎:えっ、、、、えぇぇぇ?!?!
焦凍:そんなに驚くか、、、?
エンデヴァー:見た目によらず騒がしいやつだな。
愛騎:、、、轟くん、、先に言ってくれれば良かったのに、、、!
焦凍:いずれ分かることだと思ったから、、言わなくて良いと思った。
愛騎:、、、えっと、、まぁ仕方ないね。これが分かっても変わることはないし、、エンデヴァー、1週間、よろしくお願いします。
焦凍:、、、
愛騎:アハハ、、、(轟くん、すごい形相してるよ!!怖い、、、!!)
この1週間不機嫌な轟くんと過ごさなきゃいけないのかな、、、?
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!