第13話

十三話
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2021/05/12 09:00
愛騎:べっ別にそんな勘違いしてないから?!
まっ、、まさか私に靡かない人2人目が出てくるなんて思いもしなかった、、

私がこんなこと思ってるなんて悟られちゃいけない、、
愛騎:、、、で、じゃあなんで私をここに呼んだの?

爆豪:、、、フィッ

愛騎:?
爆豪くんがまた違う場所を見つめる。

そこは何もない。

、、、が、誰かの話し声がする。
愛騎:、、、盗み聞きでもするつもり?その人に悪いよ、

爆豪:もしその相手があの半分野郎だったら?

愛騎:えっ、、、

爆豪:それでも同じことが言えんのか?

愛騎:っ、、
爆豪くんには気付かれてたんだ、、

そして、不意に聞こえてしまった。

『親父と母親は個性婚だった。』

『左を使わず、、右だけで1位になってやる。』

『母親は俺に煮湯を浴びせた。』
愛騎:、、、ぇ、、

爆豪:、、、行くぞ。

愛騎:ぇっ、、
動かない私の手を乱暴にとり、この場から去った。

轟くんにはそんな過去が?

でもそれってお父さんいに期待されてたってことだよね。

良いよね。

、、、え、なんで?

なんで私、こんなこと思ってるんだろう。

期待、、される方も辛いのかな。

なんでだろう、きっと記憶喪失する前だって忘れてしまった両親に期待されたことくらい

あるはずなのに。

どうして、、

どうしてこんな辛いんだろう。
麗日:あーっもう!!いたいた、どこ行ってたの愛騎ちゃん?!

三奈:そうだよ遅いよ!!

愛騎:あぁ、、、ごめんね、ちょっと、、

八百万:昼食は取りましたか?

愛騎:ごめん、まだなの、、

葉隠:愛騎ちゃん急いで!!チアやるよ!!

愛騎:、、、え?
さっきとは打って変わって明るすぎるここの雰囲気。

さっきまで暗い話をしていたから、ついていくのに大変。

するとさっきまで話していた轟くんが帰ってきた。

表情はやはり暗い。

多分、声からして聞いていたのは緑谷くん。

なんで緑谷くんに話したの?

私じゃなくて?

自分で言っちゃうけど、絶対緑谷くんより私の方が話してるじゃん。

、、、って、何?

私嫉妬してるの?

て、天下の私がそんな幼稚なことしちゃダメでしょ!!
愛騎:チアなんて先生に聞いてなかったけど、、でも楽しそう、早く食べるね!

麗日:うん!
急いで食べ、百ちゃんの作ってくれたチア服に着替えた。

お腹が見えていて、スカートも短い。

でも、、可愛い。
プレゼントマイク:本場アメリカから来てもらったチアリーダー、、、ってあれ?!何のサービス?!どうしたA組ぃぃぃ?!

相澤:あいつら、、

八百万:峰田さん上鳴さん、、、騙しましたわね?!

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